コロナ終息傾向でノーマスク増加も…飛散量例年の10倍!心配な「秋の花粉症」

2021年11月04日 11時30分

富士山マスクを着用していた小泉進次郎氏(東スポWeb)
富士山マスクを着用していた小泉進次郎氏(東スポWeb)

 国内で3日、新たに265人の新型コロナウイルス感染者が確認された。東京は25人。コロナ禍が収まりつつある一方、くしゃみ、鼻水、鼻づまり、せきといった、秋の花粉症患者が続出している。

 花粉症専門医でもある千葉県市川市の藤巻耳鼻咽喉科の藤巻豊院長はこう語る。

「今秋の花粉の飛散量は例年の10倍ほどなんです。コロナ感染が緩和されたことで、コロナ自粛で運動不足になった人たちがジョギングやウオーキングで体力を取り戻そうとしている。マスクを外して運動している人が増えており、秋の花粉症にかかる患者が多発してます」

 花粉症は今や国民病と言われているが、花粉が飛ぶのは春だけではない。1年中飛んでおり、中でも深刻なのは春と秋に飛ぶ花粉だ。

 医療ライターは「春の花粉症の原因となるのはスギやヒノキですが、秋はブタクサ、ヨモギ、カナムグラが代表格。公園や空き地などに生える草です。ヨモギやカナムグラの花粉の大きさは、スギやヒノキとほとんど変わらない。問題は花粉が小さいブタクサなんです。ブタクサの花粉を空気と一緒に吸い込むと喉を通過して気道へと侵入しやすい。気道でアレルギー反応を起こして、せきの症状につながるんです」と指摘する。

 日本気象協会によると、今春の都内の花粉飛散量は昨年の1・8倍で、例年以上に猛威を振るうと予想されたが、コロナ予防のマスクのおかげで、花粉症を発症する人は少なかった。しかし、今秋は前出の藤巻院長が指摘するような状況だ。

「結果、くしゃみ、鼻水、鼻づまり、せきといった症状を起こす。新型コロナだと疑って検査キットで検査をすると陰性。風邪だと思って市販薬を飲むと一時は収まりますが、ぶり返す。秋の花粉症の疑いがあるんです。症状が出たら風邪だと自己判断しないで、耳鼻科で診察してもらうことです。予防としては外に出る時はマスクを外さないことです」(藤巻院長)

 秋の花粉症予防のためにもマスク着用は欠かせない。

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