先月31日の衆院総選挙では民放各局でフリーアナウンサーが大型選挙特番の司会を担当。当落で一喜一憂して興奮する候補者たちとの掛け合いをみごとに裁いてその実力を見せつけた。

 フリーアナウンサーになれば年収と仕事の自由度が一気に上がる可能性はあるが、その成功をつかみ取れるのは一部の人だけ。昨年9月末に日本テレビを退社してフリーとなった青木源太アナ(38)は、苦戦を強いられているという。

「男性アナなのにアナウンサー界きってのジャニーズ好きで、自身も端正なマスクと高身長のイケメン。日テレ時代、朝のローカル番組『バゲット』でMCを務めていたこともあって、主婦層から一定の人気はあった。それでもフリーアナの道は厳しいようで、古巣の日テレ関係者に『仕事を回してくれないか?』と頭を下げて回っている状態」(制作関係者)

 フリーアナはイベントの司会も務めるが、最近はコロナ禍でイベント数が減少。さらに唯一、残っていた地上波のテレビ番組「火曜サプライズ」(日テレ系)も今年3月に終了してしまった。

 頼みの綱は、昨年12月に開設した自身のユーチューブチャンネル「源チューブ」だが…。

「それが内容による再生回数の〝格差〟がハンパないことになっている。基本的にジャニーズを扱った内容では軽く10万回再生を超えるが、そうではない内容では再生回数のケタが3~4つ少なくなる」(前同)

 悪い言い方をすればジャニーズ頼みになるが、逆に言えば青木アナのジャニーズトークは引きがあるということだ。

 新型コロナが終息してきたことで、今後、芸能イベントは増えると思われる。ジャニーズに対する理解がズバ抜けている青木アナは、共演者に〝安心感〟を求めるジャニーズ事務所にとって適任だけに、今後の逆襲を期待したいところだ。