【東京五輪】韓国選手村の横断幕を大韓体育会が撤去 旭日旗使用禁止を〝交換条件〟にIOC要請受ける

2021年07月17日 11時34分

韓国の横断幕撤去条件は…

 東京五輪に参加する韓国選手団が選手村に対日戦争を連想させる内容の横断幕を掲げた問題で、大韓体育会がこれを撤去した。

 入村した韓国選手団は、韓国国旗とともに「臣にはまだ5000万国民の応援と支持が残っております」と書かれた横断幕をベランダ壁面に掲げた。これは文禄の役で豊臣秀吉が朝鮮出兵した際に抵抗した李舜臣が残した「臣にはまだ12隻の船が残っております」という言葉をもじったもので、反日の英雄を持ち出した〝戦時メッセージ〟にあたるとして大騒動に発展していた。

 騒動が大きな波紋を呼ぶ中、大韓体育会が撤去を決定したことを韓国メディアが17日に一斉に報道。同国放送局「YTN」は「国際オリンピック委員会(IOC)の関係者が前日に大韓民国選手団オフィスを訪問して垂れ幕の撤去を要請した。書面でも『垂れ幕に引用されたフレーズは、戦闘に参加している将軍を連想する可能性があるので、IOC憲章50条違反で撤去しなければならない』と改めて求めた」と五輪で禁止されている政治的メッセージにあたるとしてIOCから撤去要請が行われた。

 これを受けて「大韓体育会は李舜臣将軍の横断幕を撤去することで合意した」と問題の横断幕の撤去を決定。しかし韓国側は単に撤去要請を受け入れたわけではなく「体育会は垂れ幕フレーズと関連して、競技場内の旭日旗の使用にも強く異議を唱えた。すべてのオリンピックスタジアムで旭日旗を使用することもオリンピック憲章50条を適用して判断することを約束するよう求めた」とかねて問題視している旭日旗使用の禁止を〝交換条件〟として、横断幕撤去を受け入れたとしている。

 東京五輪開幕を前にぼっ発した日韓の火種はまだまだ尾を引きそうだ。

関連タグ: