お笑いコンビ「次長課長」の河本準一(46)が、「TKO」木下隆行(49)のユーチューブ「TKO木下のキノちゃんねる」にゲスト出演。7日更新の回で母親の生活保護受給騒動について回想した。

 木下から「河本もいろいろあったやんか」と当時について聞かれた河本は「『終わったな』と思いました。肌感というか」「世間の皆様も『河本、屁理屈言うな』『お前が一から出直せよ』っていうことだったんですけど、『一からじゃないな』って思うぐらいしんどかった」と振り返った。

 また母親に当時事情を聴くことはできなかったか質問されると「話せないですし、母親も多分分からないんだと思います。その大ごとさに気づいてない」とし「でも、全部ひっくるめて僕が悪い」と猛省。

 2012年5月の謝罪会見翌日について木下から「誰か連絡きた?」と聞かれると「めちゃくちゃ来ましたけど、ほとんどの方が『やるしかない』とか『もう一回立ち上がってこい』とか、『芸人やねんからお笑いで返すしかない』。この辺はすごいありがたかった」とした一方「一人だけ『この泥棒猫!』って返してくれた人がいるんです。しかも猫の動画(付き)で。『誰が泥棒猫じゃ!』ってやり取りが唯一できたのが、(明石家)さんまさんです」と明かした。

 さらに河本は「普通の人がこれやったら立ち直られへんと思うんです。『この泥棒猫!』って。すごい怖い言葉ですよ(笑い)。普通の心臓じゃ耐えられへん。芸人やから美化されてますけど、普通の人やったら社会不適合者も甚だしい。こんな上司いたらクビですよ」とジョークを交えつつ“抗議”した。