最強の地下アイドル「仮面女子」元メンバーの水沢まい(29)が20日、約4年ぶりとなるイメージ作品「まいにゅー」(イーネット・フロンティア)発売イベントを東京・秋葉原の書泉ブックタワーで開催した。

 2018年12月に同グループを卒業した水沢は昨年9月に森咲智美らが所属する芸能事務所「R・I・P」に入所した。芸能活動再開のきっかけはコロナだったという。

「去年の誕生日にSNSで近況報告したところ、ファンや元メンバーからお祝いの言葉や復帰コールをいただきました。新型コロナウイルス感染拡大の影響で、エンタメ界やお客さんが落ち込んでいる中で『私でも元気にしてあげられるんだ』と実感。みなさんを笑顔にしたい」と活動再開を決めた。

 沖縄で撮影した本作では「大財閥の令嬢を演じてます」。アイドル時代に「社長令嬢」として“お金持ちキャラ”を売りにしてきたこともあって、ほぼ等身大の役柄と説明した。現在は「事務所の先輩とか周りがすごいのもありますが、自立するためにタクシー通勤もしていないです」とキッパリ。

 重役出勤こそやめたが、実生活はリッチなようだ。SNSにたびたび登場する飼い猫はブルーの瞳を持つ高貴なラグドール。イベント担当者から「お金持ちしか買えない猫です」と紹介されると「今日は、ここちゃんの2歳の誕生日です。いつか、(猫と)一緒の写真集が出せたらいいな」と目を輝かせた。

 5月に三十路を迎えるが、ダンスの先生に教わった“くびれ体操”で体形をキープしている。「自分で見るのはちょっと恥ずかしい」と顔を赤らめながら、「水沢まいという名前を全国に広げていきたい」と意気込んだ。