衆議院議員の丸山穂高議員(37)が3日、ツイッターで「帝国ホテル サービスアパートメント」を利用することを明らかにした。

 丸山議員は「帝国ホテルのサービスアパートメントに、国会議員の文通費で長期滞在します。給与とは別に毎月100万円フリーハンドな議員特権『文通費』は、正式名称『文書通信交通滞在費』。滞在費として帝国ホテル泊まろうが公開もされず領収書もいらず。税金アジャースで、老舗ホテルへの応援も出来ちゃいますね」と、まさに国会議員の特権を使って利用することを宣言した。

 しかもすでに予約済みだといい「どうせマスコミがすぐ嗅ぎつけるでしょうから、先にこちらからオープンに。国民への10万円の再配布は渋りながら、国会議員はJR乗り放題パス等と別に毎月100万もフリーハンドで貰うおかしな制度。が、この自粛下で使い切れてる議員はほぼいないかと。せめて公開実費にすべき」と国民に比べて議員がいかに恵まれているか、皮肉を込めて強調した。

 その上で今回、このサービスを利用する理由として「まあ、問題の啓発デス」。お値段は122泊で150万円だったそうで「帝国さんだけでなくホテル業界はほんと大変そう。支援要請も政府支援も限界あり。政策や政府要請だけでなく、個人でもぼっち飯ぼっち泊で応援したい店やホテル応援中です」と自身の考えを述べた。

 このサービスは1日に発表されたもので、36万円程度で1か月宿泊が可能。3月15日からサービスが開始する。