橋下徹氏が熊本・球磨川上流の氾濫に「ダムなし治水が無理ならダムをやるしかない」

2020年07月06日 13時49分

橋下徹氏

 

 前大坂市長で弁護士の橋下徹氏(51)が6日、ツイッターで、九州南部の豪雨による災害に言及した。4日未明から九州南部を襲った豪雨により熊本県の球磨川上流の川辺川がほぼ全域で氾濫し、少なくとも22名が死亡している。

 川辺川では1966年からダム建設計画があったが、反対する流域町村の意向をくんだ蒲島郁夫知事は2008年に計画中止を表明。しかし、12年間ダムに代わる抜本策を打ち出せずにいたことで知事への批判が集中している。

 これについて橋下氏は「ダムなし治水の判断自体を今から批判しても仕方がない。問題はダムなし治水の期限を設定していないこと。期限内にダムなし治水が無理ならダムをやるしかない」と私見を述べた。

 橋下氏は6日放送のTBS系「グッドラック」で「ダムを作らなかったのはいいけど、作らないならどういう対策をするのか、怠っていたなら非常に問題」とコメントしている。

 ダム建設中止は蒲島知事が08年に表明し、民主党政権で正式に決まった。当時の世論調査では85%が知事の判断を支持していたという。知事は5日の会見で「知事である限りダムに頼らない治水を極限まで考えていきたい」などと語っている。