アンジャッシュの渡部建の不倫スキャンダルで、改めてクローズアップされているのが、ひと足先に不倫で大騒動となった俳優の東出昌大(32)だ。先日、フジテレビ系情報番組「ノンストップ!」にVTR出演するなど、順調ではないが、仕事は続いている。ただ、その一方で全く音沙汰がないのが、不倫相手だった女優の唐田えりか(22)。騒動以降、姿を見せることもなく、このまま“飼い殺し”の状態が続くかもしれない。

 東出の不倫が報じられたのは今年の1月。妻で女優の杏との離婚は秒読みと言われながらも、いまだ現状を維持している格好だ。

 そんな東出は、15日の「ノンストップ!」にVTR出演。新型コロナウイルス感染拡大の影響で公開が延期になっていた映画「コンフィデンスマンJP プリンセス編」が7月23日に公開されることが決定したことで、主演の長澤まさみらと出演した。その中で東出は「外出自粛期間でハマったこと」について聞かれ「読書にハマり、ちょっと難しい本などを読んでいた」と返答。「お仕事が重なって忙しい時期とかに敬遠しがちなお芝居の本とか、そういうのを読んだように思います」などと明かした。

 この出演にネットでは「なぜ普通に出てる?」などの声も多かった。ある芸能プロ関係者は「東出に対しては賛否はあるでしょうが、3月に会見し集中砲火を食らったことで、『コンフィデンスマン』の製作陣営は一応のミソギは済んだという雰囲気です。だから、今回の出演もそうですが、緊急事態宣言時に(フジテレビで同作品のドラマの)傑作選も流せた」という。

 逆風がやんだわけではないものの、仕事がゼロになることもなく、映画の公開直前にはまだまだ仕事も増えるだろう。

 だが、不倫相手として騒がれた唐田は、騒動以降ほとんど姿を見せていない。

「現在、事務所のホームページに唐田のプロフィルが載っているように、いまのところ事務所と契約はしていますし、ああいう騒動が起きたからといって見放すということはしないようです」(ある芸能事務所幹部)

 とはいえ、女優として仕事が再開できるかどうかとなると話は別だ。

「これまでのように、事務所からドラマや映画に積極的にプッシュしていく感じではなさそう。そもそも、唐田の事務所は他にも売れている女優は多い。その女優たちを差し置いて唐田をプッシュすれば、一気にそっぽを向かれかねない。唐田を契約解除にしなかったのは、むしろ監視下に置いておくという意味合いもあるようです」と同幹部。

 不倫スキャンダルを起こしたことで「家庭を崩壊させた」との見方をされ、女優復帰は厳しいのではと言われている唐田。打開策はあるのか。