執行猶予中のピエール瀧「全裸監督2」出演 日本のテレビ局が追随できないワケ

2020年03月21日 17時00分

ピエール瀧

 昨年6月、麻薬取締法違反罪で懲役1年6月、執行猶予3年の有罪判決を受けた俳優でミュージシャンのピエール瀧(52)が、インターネット動画配信サービス「ネットフリックス」のオリジナルドラマ「全裸監督 シーズン2」(2021年配信予定)に出演することが明らかになった。

「全裸監督」はAV業界の風雲児・村西とおる氏を描いたもので、山田孝之が主演。昨年全世界に配信され、高い評価を得た。ピエールは前作も出演しており、逮捕後の配信となったが、特に出演シーンはカットも編集もされることはなかった。

「今までの日本の芸能界の“常識”では、有罪判決を受けた後、わざわざ続編に出演させるなんて考えられなかった。しかも配信予定時期はまだ執行猶予中であり、日本のテレビ局では実現しなかっただろう。ただ、ネットフリックスはアメリカ資本の会社で、そんなことは関係ない。逆にアメリカでは日本の対応は過剰すぎると考える人の方が圧倒的に多い。シーズン2を製作する上で、ピエールの存在が必要だったから起用しただけ」と映画関係者。

 2月にピエールと同じく同罪で懲役1年6月、執行猶予3年の有罪判決を受けた沢尻エリカも、同月配信のネットフリックスのドラマ「Followers」に本人役で、カットされることなく出演している。

 現状、日本のテレビ局は罪を犯した芸能人を事実上の“出禁”にしているが、世界中に大きな影響力を持つネットフリックスに“右へならえ”して変わっていくのか?「出演者が逮捕されようが公開する映画はチラホラ出てきたけど、やはりまだテレビは厳しい。スタッフがいくら魅力を感じて出したくても、絶対に番組スポンサーがOKを出さないから」とテレビ局関係者。

 ピエールや沢尻らの演技をテレビで見ることは当分、ないだろう。