舛添要一氏 山田議員の“武漢肺炎”発言に苦言「票を取れると思っている」

2020年03月04日 10時42分

舛添要一氏

 前東京都知事で元厚労相の舛添要一氏(71)が4日、TBS系「グッとラック!」に出演。世界で猛威を振るう新型コロナウイルス問題を特集。3日に「武漢肺炎と呼ぶ」と発言した自民党・山田宏参院議員に苦言を呈した。

 山田議員は3日の参議院予算委員会で「中国の新聞などを見ておりますと、武漢が発生源ではない。世界に蔓延したのは日本と韓国の対応がまずいからだ!と言わんばかりの論調が目立ってきた。こういうような状況で名前を新型コロナと曖昧にしてしまいますと、どこにどう原因があったかという究明が忘れられてしまう。私はそういった点で武漢肺炎と呼ばせていただく」と発言した。これが差別を助長しかねないと批判の声が出た。

 番組では新型コロナに揺れる日本人に対して海外で差別のような扱いを受けた事例を紹介。MCの立川志らく(56)は、日本人の入国制限が広がっていることを嘆き「日本の政治家にも、ああいうことを言う人が出てくる。武漢肺炎?武漢を何だと思っているんだということです」と怒りをにじませた。

 舛添氏は「何の解決にもならない。中国と日本と協力して頑張りましょうって言わないといけない」と同調。続けて「ああいう中国嫌い、韓国嫌いというスピーチやると、票を取れると思っているんですよ。良くないことです」とクギを刺した。