小泉進次郎環境相(38)に不倫疑惑の後始末が求められている。昨年末の“文春砲”で、既婚の実業家女性Aさんとの不倫疑惑が報じられた。進次郎氏はコメントを拒否しているが、密会したホテルには政治資金が使われた可能性もあるため、人ごとではない。しかもネット上ではAさんの身元が特定され、大炎上中。仕事に支障が出るほどの罵詈雑言が寄せられている。進次郎氏は一人の女性も助けることができないのか――。

「ろ・く・で・な・し」

「不倫最低~!!!」

 これは昨年末に「週刊文春」で報じられた進次郎氏の不倫疑惑で、お相手とされるAさんのツイッターに寄せられたコメントだ。

 同誌によれば、2人は各界の若手リーダーが集まる会合で知り合い、2015年ごろから親密な仲に発展。当時Aさんには夫と子供がいたが、進次郎氏にハマってしまった。

 同年6月には長野・軽井沢に同行し、夜は同じホテルで一夜を共にした。完全に火がついたAさんは夫に離婚を切り出し、子供を連れて別居。その後離婚が成立したというが、そのころには進次郎氏は“本気度”にビビり、距離を置くようになったという。

 結局、Aさんはポイ捨てされたわけだが、ネット上では彼女のインスタグラムやツイッターが大荒れ。文春記事からあっさり身元が特定され、冒頭のような罵詈雑言が浴びせられている。

「彼女が『超』の付くエリートで勝ち組だったことや、子供がいるのに進次郎氏についていった“軽さ”に批判が渦巻いています」(ワイドショー関係者)

 Aさんは昨年8月にデキ婚を発表した進次郎氏の妻・滝川クリステル(42)と面識がある。Aさんは2人の結婚を知るや、滝クリと自身のツーショット写真をインスタにアップし「滝川クリステルさんおめでとうございます」と祝福した(現在は削除)。

「これは明らかに滝クリに対するあてつけ、嫌み、怨念でもあります。進次郎氏は背筋が凍る思いをしたはずだ」と前出ワイドショー関係者は指摘する。

 永田町では文春に掲載された話がどれも具体的だったことから、Aさんが復讐のために「自らリークしたのでは?」と怪しまれたが、本紙取材によればAさんだと断言できる証拠はない。ただ、進次郎氏とAさんのLINEでのやりとりが流出した事実からも「Aさん、あるいはAさんの周辺人物から流れたとみるのが自然だろう」(事情通)。進次郎氏へ復讐したい人物は1人や2人ではないのだ。

 AさんのSNSは文春発売後から更新がストップ。本業のビジネスにも悪影響を及ぼしているようだが、元凶である進次郎氏は会見で「個人の事柄については、私からお話しすることはありません」と述べ、疑惑に関する回答を拒否した。

「Aさんとのホテル密会に政治資金が使用された疑いがあるのにゼロ回答とは…。Aさんの今後を考えれば、(疑惑を)否定してあげてもよかった」とは永田町関係者。

 そうはいかなかった背景には滝クリの存在がある。政界関係者の話。

「進次郎が早くも妻の尻に敷かれていることは有名。彼女の出産予定は年明けで、その直前に不倫疑惑をこじらすわけにはいかなかった。妊婦にとってストレスは最大の敵。下手に答えてスキャンダルが続く流れは避ける必要があった」

 滝クリ的にもこれまでの経緯からAさんをフォローする気にはならないだろう。結局、進次郎氏は炎上するAさんに救いの手を差し伸べることなどできなかったようだ。

【家庭内の序列下がる一方】昨年8月に滝川クリステルと結婚してからというもの、過去の交際歴が“出るわ出るわ”――まず、名前が挙がったのはTBSやテレビ朝日、NHKの“女子アナ彼女”。もともとアナウンサー好きは有名で、交際までは至らずともちょっかいを出された女性も多かったようだが、結局、どれも長続きはしなかった。

 今回、図らずも注目されてしまったAさんとの交際時期には、復興庁の元美人秘書と都内ホテルで密会していたとも報じられており、二股だった可能性もある。しかもそのころには別のフリーアナウンサーとも交際していたという情報も。「ホレさせておいて重くなったら切るようです。振り回された女性は失うものが大きいですよ」(政界関係者)。どうやら“ポイ捨て”の常習犯!?

 ここまで多くの女性が浮上しては、カミさんに頭が上がらないのも仕方ない。家庭内の序列は低くなる一方で、生まれてくる子供や愛犬よりも下だとか。