広瀬すず ギャラ高騰でも民放キー局から出演オファー殺到

2019年10月01日 11時00分

争奪戦が繰り広げられている広瀬すず

 終わってみれば争奪戦勃発!? 女優の広瀬すず(21)が主演したNHK連続テレビ小説「なつぞら」が先月28日をもって放送を終えた。朝ドラ100作目となる節目の作品だったが「主人公に共感できない」など厳しい声も聞かれた。それでも高視聴率を維持したことで、広瀬を巡り、民放テレビ局間で早くも仁義なき争奪戦が繰り広げられているという。

 ドラマは戦争で両親を亡くしたなつが北海道・十勝で育った後、草創期のアニメーションの世界に挑む姿を描いてきた。朝ドラ100作目という記念作品でNHKの力の入れようは半端なく、そのかいあってか、初回から当たり前のように視聴率20%超えを連発した。

 ある制作会社関係者は「終盤に差し掛かるにつれて、子供ができ、仕事もうまくいってという主人公のなつがトントン拍子の展開がお気楽、ご都合主義などと批判されるようになった。視聴者から“共感できない”という空気感が出てくるようになって、それに応じて視聴率も20%を切る回が出てくるようになりました」と語る。

 それでも、週間平均でほぼ20%以上を維持するなど高視聴率ドラマに変わりはなく、広瀬の女優としての評価も高まったという。

「広瀬は今回の『なつぞら』の好演で潜在視聴率が12%くらいにアップする計算です。この数字は視聴率女王といわれた米倉涼子を凌駕する数字。朝ドラ前の広瀬の潜在視聴率は6・2%だったことを考えれば、いかに今回の朝ドラが広瀬にとって価値あるコンテンツだったか理解できる」(芸能プロ関係者)

 潜在視聴率は、個々のタレントが出演すれば獲得できるであろう推定視聴率。この数値が一気に上がった広瀬を狙い、民放キー局はすでに出演オファーを繰り返しているという。さらに注目すべきは朝ドラ主演女優として急騰する出演料だ。

「以前の広瀬のドラマのギャラはゴールデンプライム帯で1本130万円が相場だったが、朝ドラ以降となる今年10月以降のドラマでは200万円は超えるでしょうね。話し合いでは250万円以上に跳ね上がる可能性もありますね」(テレビ局編成関係者)

 注目される朝ドラ後の仕事としては、10月からの舞台「Q:A Night At The Kabuki」を選んだことが話題になった。主演映画も決まっているが、民放ドラマの次回作の争奪戦も始まっている。

「現在、日テレが来年春のドラマに出演させるべく話を持ちかけている。田中圭が主演し、話題となった『あなたの番です』を作った制作チームが熱心にオファーしているんです。役柄は警察の心理捜査官という設定ですが、これは表の顔。実は人の心が読み取れてしまうという特殊能力まで持っているんです。共演者は菅田将暉が最有力候補になっている」(関係者)

 ところが、その日本テレビの前に仕掛けているのがテレビ朝日だという。

「この冬の放送予定の特番ドラマのヒロインとしてオファーしているんです。名作『小公女』を現代風にアレンジしたものです。共演も実力のある俳優の名前がキャスティングされているという話です」(編成関係者)

 朝ドラヒロインとして全国区になった女優の次回作は、民放にとってもおいしいところ。高い潜在視聴率を持つ広瀬が争奪戦になるのも無理はない。

 さらに「TBSが社運をかけているといわれる来年4月に放送開始予定のドラマ『半沢直樹2』への出演が内定したという話もあります。役柄は未定だが、広瀬には重要なキーパーソン役での起用を約束しているそうです」(事情通)

 もっとも、女優・広瀬の真価が問われるのは民放局にとっては宿命とも言うべき視聴率。果たして朝ドラ後の初ドラマでどれくらいの数字を叩き出すのか注目だ。