【マーティ&KissBee 昭和・平成ソングって素敵じゃん】ゴダイゴ“大ヒット”の理由が分かりません…

2019年12月07日 10時05分

マーティ・フリードマンとKissBeeの谷藤海咲

【マーティ&KissBee 昭和・平成ソングって素敵じゃん】昭和生まれのアラフォー~アラ還が懐かしむ日本の歌手や楽曲を、平成生まれ世代や外国生まれのミュージシャンはどう聴くのか? 今回からはユーチューブアイドル、KissBeeの谷藤海咲(20)を迎え、谷藤が好きなゴダイゴの3曲をマーティ・フリードマンと語ります。曲を聴きながら読んでみてください。

【ゴダイゴ論】

 ――谷藤さんの好きな昭和ソング、まずはゴダイゴの「銀河鉄道999」です。マーティさんはゴダイゴを知ってましたか

 マーティ:年上の日本人が僕を見て「ゴダイゴの外国人じゃん!」って言うんですよ。タクシーの運ちゃんによく言われます(笑い)。

 ――確かに似てる(笑い)。おそらくドラムのトミー・スナイダーと間違えてますね。それは置いといて、さっそく曲を聴きましょう。アニメ映画「銀河鉄道999」の主題歌で、発売は1979年。谷藤さんが生まれる20年前の曲です

 谷藤:本当に大好きなんですよ。小学校の時、母に「英語で歌いたい」と言って教えてもらったのがこの曲でした。英語の「galaxy express~」の部分をカタカナで書いたのを覚えて、小さいころからずっとカラオケで歌ってます。

 ――マーティさんはこの曲をどう思いますか

 マーティ:初めて聴きましたが、全体的に好きな曲です。ハッピーですごくいいポップソングですね。古いけど時代をそんなに感じません。今、誰かが歌っててもおかしくない。ハッピーなメロディーが多かった70年代のアメリカのポップスの影響も感じますね。日本は今もその影響が続いてますが、音楽的により複雑です。

 谷藤:同年代でこの曲を知っている人も、いい曲だと言う人も多いです。私たちの世代も受け入れやすいしハマりやすいです。

 ――続いて「モンキー・マジック」です。ドラマ「西遊記」のオープニング曲で、全編英語で歌ってます。発売は78年。この曲も大ヒットしました

 谷藤:面白い曲ですよね。中国っぽい音に英語の歌詞で。

 マーティ:これも初めて聴きました。この曲は999とは旋律のセンスが全然違うじゃん。

 谷藤:同じバンドの曲とは思えないです。

 マーティ:僕としては999の方が好きです。999のヒットは僕の頭の中の理論でわかるんですが、この曲は大ヒットした理由がわかりません。僕には中国というより、アメリカの子供番組の主題歌みたいに聞こえるんですよ。日本人がこの曲を好きな理由はなんですか?

 谷藤:ポップだし、一度聴いただけで印象に残ります。それに歌詞が全部英語でおしゃれなのと、ドラマの影響もあったのかもしれないですね。

 ――ドラマヒットの追い風はありました。ちなみに「西遊記」は英国で放送され人気だったそうで、ロックバンド「MONKEY MAJIK」の名称は、ドラマのファンだった英国人メンバー(当時)がつけたそうです

 マーティ:そうだと思いました。

 ――3曲目は「ガンダーラ」です。こちらは「西遊記」のエンディング曲。78年発売、ゴダイゴ最大のヒット曲です

 マーティ:12弦ギターの音がすてきじゃん。イントロを聴いただけでいい曲だとすぐわかります。サビはエセラテン風の日本人が好きな旋律とコード進行ですね。終盤のキーボードのメロディーは超日本です。演歌っぽい。

 谷藤:本当にいい曲ですよね! これも系統が違いますね。

 マーティ:3曲どれもタイプが違うじゃん。曲作りの範囲が広くて、才能がすごいですよ。

 谷藤:私、最初はこの3曲が同じバンドの曲だと思ってなかったんです。全部ゴダイゴさんだと知って驚きました。すごい!

 ――最後に“珍曲”を。80年発売の「ポートピア」です

 マーティ:何これ! イントロと歌メロが全然関係ないじゃん! 笑いを取りにいった? これ絶対バンドの誰かが反対したと思います(笑い)。

 谷藤:面白い(笑い)。この発想があるからいろんな種類の曲作れたんですね。

☆マーティ・フリードマン=米・ワシントンDC出身のギタリスト。1990年から2000年までメガデスに在籍。04年から拠点を日本に移し幅広いジャンルで活躍。

☆たにふじ・みさき=1999年9月22日生まれ。東京都出身。2015年8月からアイドルグループKissBeeの正規メンバーに。KissBeeは14年結成。現在はユーチューブチャンネル「URA―KiSS」を軸にユーチューバーとしても活躍。「Yahoo!検索大賞2018」で「アイドル篇 ネクストブレイクアイドル」受賞。

【関連記事】

関連タグ: