ハロプロコンサートで「AKB楽曲」を選んだ2つの理由

2020年07月13日 06時15分

モーニング娘・譜久村聖(アップフロント提供)

 ハロー!プロジェクトのアイドルグループ「モーニング娘。’20」「アンジュルム」「Juice=Juice」「つばきファクトリー」「BEYOOOOONDS」のメンバーが総出演する夏コンサート「Hello! Project 2020 Summer COVERS~The Ballad~」が11日から東京・中野区の中野サンプラザでスタートした。

 このコロナ禍でハロプログループは春コンサートを全公演中止。節目となる再始動の夏コンは新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、全グループをA、B、Cの3グループに分け、J―POPのバラードカバー曲をソロで歌うという公演形式を採用。観客もソーシャルディスタンスを保ち、着席での観賞となるなど、予防策が取られた。

 初日の皮切り公演には譜久村聖、石田亜佑美などのAチームが登場。オープニングで披露したのは、NHKの連続テレビ小説「あさが来た」にも採用されたAKB48のヒット曲「365日の紙飛行機」だ。

 ハロプロがAKBの曲を歌うという異例の事態にファンががどよめいたのは言うまでもない。「ハロプロ内でも当初は戸惑いがあったそう。ただ、公演のテーマが『国民的なバラード曲』。上層部からは『名曲だから外す理由はないんじゃない?』とGOサインが出た」とはテレビ局関係者。

 この選曲にはもう一つ理由があった。このコロナ禍でエンタメ業界が落ち込む中でハロプロからAKBに対しての「エール」という意味合いもあるという。

「お互いにグループでのコンサートができずに苦しい状況が続いている。ハロプロサイドからの『アイドル業界は一つ』というメッセージが込められているのだと思います」(前出関係者)

 今後、アイドル業界にコラボの動きが生まれるか。