【連載:起こせ!新潟旋風 NGT48いざ全国(7)】今年6月の「第9回AKB48選抜総選挙」で、大躍進した新潟県を拠点に活動する「NGT48」。連載企画第7回は、キャプテンを務める北原里英(26)が登場。来春をメドにグループからの卒業を発表した北原が、後輩へ伝えるメッセージと自身の夢を明かした。
無事にNGT48がシングルデビューができて、総選挙でたくさんのメンバーもランクインした。そんな姿に「私がいなくても大丈夫なんじゃないか?」と安心して。卒業発表は私にとって、最高のタイミングだったと思っています。
NGTへ移籍する前は正直、本当に(AKBを)辞めようと思ってて。「卒業します」と事務所のマネジャーにも言ったりもしていた。個人のお仕事がめちゃくちゃ楽しくてやりがいもあったし、本当にお芝居をやりたいという気持ちに傾いていましたね。そんな矢先に「新潟へ行かないか?」と移籍の話をいただいて、すごく悩んだんですけど新潟に行く決断をしてよかったと思います。
メンバーには最後まで時間をかけて自分の教えられることは教えたい。今まで1から10まで教えるより2、3ヒントを出してみんなに考えてもらう姿勢でキャプテンをやってきました。移籍を決断した時から卒業はずっと頭の中にあったことで。いつかいなくなることを念頭に置いて、いつ自分がいなくなってもいいようなスタンスを取ってて。残りの期間は2、3だけじゃなく、7、8ぐらいまで教えられるような期間にしたい。
8月に卒業を発表した時、メンバーの反応は私の想像以上でした。卒業に慣れてない子もいるので、私じゃない誰かが卒業発表してもみんな泣くんだろうなとは思ったんですけど、意外な子が泣いてくれたのがけっこううれしかったですね。
もふちゃん(村雲颯香)がメンバー関係なく、仲がいいんですけど、実は一番泣いてて…死ぬんじゃないかぐらい(苦笑い)。頭がいいし、冷静に判断できる子。私にもフラットに接してくるから「こいつ、私のこと全然敬ってねえな」と思ってたんですけどね…感動しました。卒業発表した後、いろんな取材を受けてから劇場に戻ったんですよ。そうしたら、劇場には誰もいなかった。「ああ、意外にみんなドライだな」とか思ってたんですけど(苦笑い)。
そうしたら衣装部屋の奥に、もふが泣き疲れたのか寝っころがってて、床と同化してて。もふが床と同化してくれたことには心が救われました。
もふと、帰りの車に乗り遅れちゃって、もふの面倒を見ざるをえなくなった(本間)日陽がいて。2人を連れて、塩ラーメンを食べに。「これ、私が『人生最高レストラン』(TBS系)に出演したら紹介するよ」と言いながら食べましたね。
もともと、AKBに入る前から女優さんになりたくて。アイドルになる気はまったくなかったけど、10年も…自分でもこんなにやるとは思わなかった。でも、無駄なことはなかった10年だったな、と。脇をしっかり固める脇役になりたいとずっと言ってました。映画(来年2月公開予定の「サニー/32」)で主演をさせてもらった時、主演が一番支えられている、脇役の方の大切さを教えてもらった。改めて脇を固めることはすごく大変なんだな、と。脇役でステキだと思われる女優さんになれたらいいですね。
☆きたはら・りえ=1991年6月24日生まれ、愛知県出身。血液型=A。ニックネームは「きたりえ」。2007年にAKB48第5期生オーディションに合格。12年8月から13年4月まではSKEを兼任。15年8月にAKBからNGTにキャプテンとして移籍。今年の総選挙は自己最高となる10位で選抜入り。8月に来春をメドにNGTから卒業することを発表した。












