NGT48裁判 山口真帆と3年前から“つながり”被告が提出「陳述書の中身」と資金源

2019年11月08日 11時00分

新たな資料を見て、山口は何を思う?

 アイドルグループ「NGT48」の元メンバー・山口真帆(24)への暴行事件を巡り、暴行容疑で逮捕された(不起訴)男性ファン2人に対して運営会社・AKSが損害賠償を求めた裁判で、新たに提出された裁判資料から被告側の主張が分かった。資料は新潟地裁が開示。昨年12月の事件時、山口と主に話し合った被告の一人X氏は、同じマンション内で私的交流を続けたとする内容の陳述書を提出した。さらに本紙の取材で、山口との握手会で80万円もの大金を使ったというX氏の“資金源”が判明した。

 このほど開示された資料は、10月28日に新潟地裁で行われた弁論準備手続きまでに追加提出されたものだ。裁判で、被告X氏は山口とは以前から「つながり」と呼ばれる私的交流があったと主張し、暴行そのものを否定している。

「X氏は、自分とのつながりを他のメンバーから指摘された山口が『噂になったら困る。怖い』などと言われ、疎遠になったと主張。山口との関係を修復するため話し合おうと、自宅前で事件になった。しかし、山口が訴えた『顔をつかむ』などの行為はなかったとしている」(芸能関係者)

 提出した陳述書によると、3年前の握手会でX氏は山口に「プレゼントを贈りたいから住所を教えてほしい」と尋ねた際に「いいよ」と、山口から事件現場となった自宅住所とマンションの部屋番号303号室を教えてもらったという。

 その後、衣類やアクセサリー等のプレゼントを郵送するようになり、2018年4月に同じマンション(602号室)を借りた旨を山口に伝え、SNSで連絡を取りながら、マンション共用の廊下やロビーでプレゼントを手渡したとしている。

 X氏側は当該マンションの賃貸契約書も提出。602号室に加え、18年12月3日には山口の向かいの部屋にあたる314号室を契約していた。この314号室はNGTメンバーの太野彩香が以前住んでいた部屋だったが、事件時は退去していたことになる。

 今年1月に山口が事件を告発した際、被告の一人が「メンバーの部屋から出てきた」と語り、事件への関与を疑ったのも太野の部屋と認識していた山口からすれば、無理のない話だろう。

「事件直後、山口はX氏に『あやかに(太野の愛称)はどう関わってるの?』などと何度も問い詰めている。それはもう一人の被告が太野のファンだったからだろう。しかし、まだ疑問が残る。山口はなぜかX氏に“どうして自分のことを襲ったのか”という核心部分を問い詰めていない。熱心なファンだったX氏は山口との握手会で80万円も使い、2時間以上も話す関係だっただけに、知りたいはずですが…」(別の芸能関係者)

 山口のファンだったというX氏は、事件時は無職。にもかかわらず山口と同じマンション内で2部屋も借り、握手会で何十万もの大金を頻繁に使ってきた“資金源”の謎はいまだに残る。

 これについて、事情に詳しい関係者は「(X氏の)父親は大企業の幹部と言われている。X氏は周囲には『FX(外国為替証拠金取引)で儲けた』などと吹聴し、握手会などで大金を使っていた。現場に一緒にいたもう一人の無職の男も握手会で大金をつぎ込んでいましたが、X氏が資金的に援助していたという話もある」と明かす。

 ネット上では今も多数のメンバーがバッシングを浴びている。この要因となったのは、現場に駆けつけたAKSスタッフを交えた公園でのやりとりの際、被告が“つながり”があるというメンバー8人の名前を挙げたからだ。

 これについて、X氏は陳述書で「適当なうそ」とし、理由について「(山口がX氏と)つながっていることをAKSのスタッフの前で話してしまえば、山口真帆がNGT48のルールを破ったとして不利益な処分を受けてしまうから」と説明。AKSスタッフに山口とのつながりを隠すため、しどろもどろな発言をし、メンバー8人の名前はとっさについたうそだったと主張している。

 陳述書を読む限り、X氏は山口を純粋に思っている様子が垣間見られるが、この陳述書はデタラメなのか、それとも…。

 次回は今月25日に弁論準備手続が行われる。事件の真相が明らかになる日は来るのだろうか。