ハイパーメディア・クリエイターの高城剛氏(50)が29日、都内で行われたアマゾンの「KDPアワード」授賞式に出席した。

 KDPとは、「Kindle ダイレクト・パブリッシング」の略で、アマゾンが販売するKindle端末やアプリで読み物を制作して、Kindleストアに出版できる無料のサービス。これまでに高城氏はKDPを利用して7タイトルを出版している。

 初代受賞者となった高城氏は「1回目の受賞、うれしく思います。これからも真剣にメディアに取り組んでいきたい」と、さらなる活躍を誓う。

 精力的に海外を飛び回る近況を次の通り報告。

「最近は世界中の南の島を回ってる。南の島といってもハワイに詳しい人は多いけど、世界中の南の島について書かれた本はない。だから、新しい時代の人のために本にしようと取材している」

 KDPで発売した新タイトル「2035年の世界」(23日発売)について、「世界は革命的に変わる。我々が知らなかったDNA、これを完全解析することによって150歳まで生きる人間が、今世紀中に出てくると思う」とアピール。

「同時に目の手術レベルも高まるから、コンタクトレンズタイプのデジカメも出てくるんじゃないか」と、独創的な着眼点で熱弁をふるった。