演出家・宮本亞門氏(63)が22日放送の「サンデージャポン」(TBS系)に爆笑問題の太田光に猛然と反論する場面があった。

 番組は、子どもたちのパラリンピック(24日開幕)生観戦について特集。現在、19歳以下の陽性者数は増加の一途で、5月と比べて約4倍の2万2960人に上っている。にもかかわらず、小池百合子都知事は、子どもたちの修学旅行の延期や中止を要請しているため、議論が沸騰しているのだ。

 太田は「(パラアスリートは)我々よりももっと感染症のリスクに対して怖い。自らの健康の危険を脅かされつつも、出ようという姿を見せる」という意義を強調。
 
 そして「彼らがこの場に出てくるのが、どれだけ危険で、どれだけの意味があるのか、その会場を設定するのがどれほど大変なのかを含めて経験するのが重要だと思う」と子どもたちの生観戦に理解を示した。

 ところが、これに猛然と反論したのが宮本氏だ。太田の持論をさえぎるようにして「それをやる理由がどこにあるんですか!」と切り出すと「僕は基本的にこの時期のパラリンピックの開催は反対なんです。だって彼らが頑張ってきたリスクを、なんでみんなが背負う必要があるのか」と疑問を呈した。

 続けて「教育的価値とか多様性というのは本当に必要。パラリンピックの教育的価値はあります。ただ、今この時期にやるというのは意味がまったく変わってくる」とキッパリ。

 さらに「周りは感染している。(自分の)感染も怖い。何もできない。命がなくなる人もいるのを置いて、教育的価値があるから行きましょうという、この分断を子どもになんで伝えなきゃいけないの?と僕は思っちゃう」と首をひねり、「だから今は(生観戦は)辞めようねと。テレビがあるのに、なんで観客として行かなきゃいけないのか、どうしても僕は理解できない」と訴えた。

 そこで太田が、宮本氏は大会中止の考えではないことを確認しようとすると、同氏は「いや、基本的に中止がいいと思います」と一切ブレることはなかった。