ボートレース桐生の「ルーキーシリーズ第11戦 スカパー!第21回JLCカップ」は19日最終日、12Rで今シリーズのベスト6によって優勝戦が争われ、村上遼(29=長崎)が4コースのカド位置からコンマ10のトップスタートを決めて、豪快にまくり快勝! 前節の徳山ルーキーSから連続で今年3回目、通算8回目の優勝を果たした。
波乱ムードの中での優勝戦だった。というのも、1号艇で念願の初Vを狙った中亮太(24=福岡)から、2号艇・石丸海渡(28=香川)がピット離れでインコースを強奪したから。レースはにわかに風雲急を告げた。
だが、村上は極めて冷静だった。「内のコースが変わって、いろいろと考えはしたけど、とにかくスタートに集中しよう、それだけでした」と渾身の全速ダッシュを繰り出すと、これがモノの見事にハマり、一気に内勢を叩き潰し、独走態勢を築いた。
前日の準優勝戦では予選トップでの1号艇、勝てばポールポジションとなる段取りだったが2着に惜敗。レース後は落胆の色を隠せずに、憔悴していた。それでも「相当、悔しかったけど、しっかりと気持ちを切り替えられて、前を向けた」と、失敗を糧に、起死回生の一撃につなげた。
地元・大村では来年3月のSG「クラシック」に続き、12月にもSG「グランプリ」が開催される事が決定。長崎の〝若鷲〟は「クラシックももちろんですけど、師匠(飯山晃三)には〝オマエが(GPに)行ってくれ!〟と言われたので、そこも頑張ってみたい」と意欲満々。長崎期待のホープが〝本気〟になった。












