中日・工藤公康新監督(63)が就任初日から積極的に動いた。15日に球団と契約を結ぶと午前10時から名古屋市内のホテルで行われた就任会見に出席。「私は名古屋出身ということもありますので、一番は名古屋のファンの皆さんに喜んでもらえるような野球をすること。そして一勝でも多く勝つことによって皆さんに喜んでいただけるようなチームをつくることが一番大きな目標です」と意気込みを語った。
その後、ナゴヤ球場に移動して秋季練習中のナインと初顔合わせ。「大事なのは一年でも長くプロの世界でやっていくために自分たちに何が必要なのか考えてほしいです」「自分はこうなりたい、こうしたい、こういう成績が残せるようになりたい、こうやって活躍したいと夢を語ってください」「どんどんアピールしてください。一生懸命やる人は好きです」と訓示した。
さらに大野、柳、涌井、阿部、上林、大島と個別面談。その後もスコアラー、トレーナーなどチームスタッフとも面談し、球場を後にしたのは日が落ちた午後7時ごろだった。
工藤監督から訓示を受けて根尾は「気が引き締まる思いです。少しでも長く野球界にという言葉を何度か言われていたので(印象に残っている)」と大きな刺激を受けた様子。また、直接面談をした大島は「選手をサポートして、僕たちの持っているものをもっと引き出してくれそうだと思いました」と新指揮官への率直な思いを語った。
この日の就任会見は東海テレビのワイド番組「スイッチ!」で生中継され、名古屋の全局で夕方の番組でトップニュースとして報じられるなど期待は大きい。球団90年の歴史の中で新監督就任1年目でチームを優勝に導いたのは2004年の落合監督ただ一人。直近5年間で最下位に4度沈んだドラゴンズをよみがえらせられるか――。












