中日の秋季練習が13日、バンテリンドームでスタート。高橋宏斗投手(24)、大野雄大投手(38)、細川成也外野手(28)らが来季の巻き返しに向けて汗を流した。
中日は元ソフトバンク監督・工藤公康氏(63)の新監督就任が決定的。2015年から21年までの7年間でソフトバンクを5度の日本一に導いた名将がドラゴンズの新指揮官となるだけに、「驚きました」「ソフトバンクで何度も優勝しているのが印象に残っています」とナインも大きな関心を寄せている。
高橋宏は「工藤さんに決まったというのは投手陣にとってはすごく大きなことだと思います」と率直な思いを吐露。今季は5勝7敗、防御率2・62と今ひとつ勝ち切れなかっただけに「何かチームの流れを変えてくれるのかなと思いますし、僕自身も工藤監督のもとでしっかりといい成績を残したいなと思います」と逆襲を誓った。
また、2年連続2桁勝利となる10勝7敗、防御率2・45を記録したチーム勝ち頭の大野雄大投手(38)は「同じ左投手ですし、誰もが知っているように素晴らしい成績を残されている。聞いてみたいことはたくさんありますよね」と工藤新監督を手本にして自身を磨くつもりだ。「現役の時からリーグ優勝も日本一も何度もやられていて〝優勝請負人〟と言われている。僕なんか16年いて、まあ1年目(2011年)は優勝しましたけど、(1年目のシーズンは)ほぼ何もしてないという状態で、(工藤監督とは)真逆と言いますかね。勝ち方というものを知り尽くされている方だと思うので、こういうことだから今まで勝ち続けてこられたんだなということを早く気付きたいというか吸収したいですね」と個人だけでなくチームとしても勝ち切る術を学ぶ意気込みだ。
中日の生え抜き選手でリーグVやクライマックスシリーズを戦った経験を持つのは大野と大島の2人しかいない。秋にしびれる戦いをした経験を持つ選手がほとんどいないチームにとって、工藤新監督は大きな刺激となりそうだ。












