ソフトバンクは3日のロッテ戦(ZOZOマリン)に1―2でサヨナラ負けを喫し、連勝は「7」でストップした。

 松本晴投手(25)が最多勝と最高勝率のタイトルをかけて先発し、8回1失点と好投。だが、打線の援護なく勝ち負けつかずに降板すると、9回に松本裕が山口にサヨナラ弾を献上した。

 鷹にとっては2夜連続でタイトルが手からこぼれ落ちた形だ。2日は前田悠伍投手(21)が同じく投手2冠をかけて先発。だが、8回に佐藤に一発を浴びて8回途中3失点で獲得とはならず。この日も1―0と僅差の8回に、松本晴が上田に一発を許して同点。2日連続でのタイトル獲得者誕生もあり得た状況から一転、ともに初の戴冠を逃してしまった。

 その一方で、今後の戦いに向けて新たな〝発見〟もあった。2日は前田悠が自己最長の8回を投げ切り、この日の松本晴も8回を投げ切ったのは4月19日のオリックス戦(みずほペイペイ)以来。タイトルが関係していたとはいえ、ともに長いイニングを投げ切る殻を破った登板だった。倉野チーフ投手コーチも、この日の松本晴について「初回はちょっと良くなかったけど、2回からしっかり修正してくれた」と高評価。前田悠についても「(自己最多の球数を投げても球威が落ちなかったのは)今後に向けて収穫があった」と語った。

 あくまで見据えるのは10月中旬から始まるクライマックスシリーズ。ともにシーズン最終登板を好感触で終え、新たな一面をのぞかせられたのはチームにとっても収穫だ。CS突破、そして日本一にむけて、抜かりない準備を進めていく。