すでにリーグ優勝を決めているソフトバンクは2日のロッテ戦(ZOZOマリン)に4―3の逆転勝ちを収め、7連勝を飾った。最高勝率のタイトル獲得条件である13勝目を目指してマウンドに上がった先発の前田悠伍投手(21)は、8回途中3失点という内容で勝敗つかず。自己最多122球の熱投も白星に恵まれなかった。
試合は1―1で迎えた8回に動いた。前田悠が二死一塁から佐藤に勝ち越し2ランを被弾。次打者に四球を与えたところで無念の降板となった。13勝目の可能性が消えたが、打線が土壇場の9回に奮起。一死一、三塁から山本祐が逆転3ランを叩き込んで前田悠の黒星を消した。最後は守護神・杉山が締めてリーグトップに並ぶ35セーブ目をマーク。不思議と黒星が消え、今季わずか1敗しかしていない〝負けない21歳〟を象徴するゲームとなった。
試合後、小久保監督は「負けないね。あと1人投げとったら…。でも、そんな〝たられば〟を言ってもね」と複雑な胸中を明かしつつ、前田悠の力投をねぎらった。「(杉山の)セーブ王争いがある中で、向こうが失敗してこっちが取ったんでね。これでトップタイになった」と、激しいタイトル争いに絡む相手クローザー・横山を攻略して最後に意地を見せた攻撃陣をたたえた。












