アイドルグループ「AKB48」が26日、神奈川・K-Arena Yokohamaで「AKB48 THREE CONCEPTS LIVE」の2公演目となる「全員『好きish』コンサート」を開催。22期研究生を除く現役メンバー全45人が1曲ずつ入れ替わりでセンターを務め、MCなしで45曲をノンストップで披露した。

 本公演のコンセプトは「全員が主役」。総監督の倉野尾成美(25)をセンターに「青春ガールズ」で華々しく開幕すると、息つく間もない45曲連続のパフォーマンスへと突入。会場内のメインスクリーンには、各曲のセンターを務めるメンバーを追い続ける「推しカメラ」映像が映し出され、一人ひとりの表情を克明にとらえた。

 45曲のラストを締めくくったのは、最新シングル「好きish」でセンターを務める期待の若手、伊藤百花(22)。「ハイテンション」で会場のボルテージを最高潮に導いた。終演後、八木愛月(21)は「1曲でどんな子なのかが分かるセットリスト。裏のモニターで見ていても本当にみんなが輝いていて『今のAKB48が大好きだ』と感極まりました」と胸を張った。

 アンコールではさらなるサプライズが待っていた。新曲披露の後、スクリーンで来春から日本テレビ系でAKB48の新たな冠番組がスタートすることが電撃発表。MCを務めるのは、お笑いコンビ「エバース」。YouTnbe番組での共演を通じ、ファンからも〝公式お兄ちゃん〟として親しまれてきた存在だ。総監督の倉野尾は「ずっと見守ってくれているエバースさんとガチでエグい番組を作っていきたい」と気勢を上げた。

 グループをけん引してきた小栗有以(24)は、これまでの歩みを振り返りながら「長い歴史がある分、先輩方が作ってくれた恵まれた環境もある一方、厳しい言葉とも戦ってきました。でも私は歴史あるAKB48が誇りだし、前を向いて頑張ってきたメンバー1人ひとりも誇りです。歌詞にあるように初心を忘れず、歴史を未来へつないでいきたい」と声を詰まらせながら決意を語った。

 最後はメンバー全員で円陣を組み、グループの原点とも言える名曲「初日」を熱唱。温かな拍手と深い感動に包まれるなか、歴史の一ページを刻む公演は幕を閉じた。