英国の人気シンガーで元テイク・ザットのロビー・ウィリアムズが「軽度の自閉症」と診断されたことを明かし、今でも「侵入思考」に悩まされていると認めた。英紙デーリー・メールが14日、報じた。

 52歳のロビーは以前、自身がADHDであることを公表していたが、神経発達障害スペクトラム症も患っていることも明らかにした。

 ロビーは、自身の服飾ブランド「ホープイウム」の秋冬コレクション発表会での質疑応答の中で、自身の診断結果を「免罪符」として利用していると語った。

 また「パニックに陥らせたり、怖がらせたりする可能性のあるもの」を遮断するために「創造性を発揮するように脳を訓練する」ことを学んだと明かしている。

「僕はADHDで、つい最近、自閉症の傾向もあることが分かったんだ。でも、それがすごく気に入っている。なぜなら、それで多くのことが説明できるからだ。これは今や僕の免罪符みたいなもので、僕がする変なことは全部『ごめんなさい、僕は自閉症なんです』って言うだけなんです」とロビーは語っている。

 さらには「ADHDの人は、何かに100%集中することはできるのに、それ以外のことは全くできないんです。うちの子どもたちに聞いてみてください。僕が完全に夢中になっているのは、イメージを作ったり、面白いものを作ることです。面白いものを作っているときは、自分のことを考える暇がありません。なぜなら、僕の脳は信じられないほど創造的で、あなたがパニックになったり怖がったりする世界中のあらゆることについて、創造的に考えることができるからです」と前向きな姿勢を見せた。

「例えば、僕がどれほどクレイジーかというと、最近飛行機に乗っていた時『念力を使って飛行機に墜落するように命令したらどうなるんだろう』と考えてしまった。つまり、僕はそういうレベルの狂気を対処している。もっとましなことに脳を鍛える方が賢明でしょう」ともロビーは明かしている。

 ロビーは以前、ADHDと3回診断されたことを明かしており、昨年にはトゥレット症候群を密かに抱えて生活していたことを認めた。テイク・ザットで1990年代初頭に有名になって以来、数々の依存症と闘ってきたロビーはは、特にアルコールと薬物依存症のため、何度もリハビリ施設に入所している。

 ADHDは、注意散漫(注意力が持続しない、気が散りやすい、物忘れがひどい、物をなくしやすいなど)と衝動性(じっとしていられず集中できないなど)を特徴とする、深刻で複雑な神経生物学的疾患とされている。