山田涼介主演の日本テレビ系ドラマ「一次元の挿し木」の公式サイト相関図で、ヒロインを演じる白石聖の役名が石見崎唯から石見崎真理に変わっている。驚がくの事実は5話のラストでカミングアウトされたが、9日の第6話で経緯が明かされることはなかった。

 4年前の豪雨で行方不明となったままの義妹・紫陽(堀田真由)の生存をただ一人信じてきた、遺伝子学を研究する大学院生の悠(山田)が主人公。インドで発掘された200年前の人骨と紫陽のDNA型が一致したことで生じた謎は、骨を悠に託した石見崎教授(正名僕蔵)が何者かに殺されてさらに広がる。そこに現れたのが、石見崎の姪で唯と名乗る女性(白石)。教授の娘で車いす生活の真理が消え、安否が心配だと話していた。

 6話では紫陽の誕生の秘密が、石見崎の研究仲間だった京一(佐々木蔵之介)と佳代子(鈴木保奈美)から語られる。DNA型一致の理由も判明した。京一は悠の義父。真理の行方を捜していた唯改め真理は、京一に対して「紫陽さんがどこにいるのかを知りたいんです。紫陽さんは自分ではほとんど動けなかったはずです」と話す。当初の真理と紫陽は体が不自由なことで一致し、ともに行方不明であるこの2人が同一人物である可能性が浮かび上がった。

 紫陽は石見崎が「両親に死なれた親戚の子」だとして引き取り、唯改め真理が面倒を見てきた。若い大人の女性に見える姿で引き取られたが、ここで大きな〝矛盾〟が持ち上がる。1話から悠が繰り返し回想していた様々な過去シーンにおける紫陽もまた、一貫して若い大人の女性に見えたのだ。悠の記憶では紫陽は京一の娘であり、石見崎家との接点はない。

 紫陽は京一が石見崎、佳代子の力を借りて〝作り出した〟生命だった。そんな経緯から世間に存在を隠したかったのか、石見崎に預けた。一時は悠に対し「私に娘はいない」と言って、紫陽は妄想の産物と切り捨て、悠を精神不安定に陥れる。この件は結局、出生自体はあったことが証明されて、悠が病人扱いされることもなくなった。

 ところが、唯改め真理の告白で、悠の記憶は再び揺らぐことに。なぜ最初は唯と名乗っていたのか。「唯は6年前に交通事故で死んだ」と5話で悠に伝えた「母親」は何者なのかなど、ほかにも謎は少なくない。X(旧ツイッター)への投稿では「わかったようでわからない」「わからないことばかり」「難解」「難し過ぎ」といった言葉が絶えない。