米・ロサンゼルスで16日に行われた第98回アカデミー賞の発表・授賞式で、レオナルド・ディカプリオ(51)主演の「ワン・バトル・アフター・アナザー」が作品賞や監督賞など最多6部門でオスカーを受賞した。

 ところが、米ABCが生中継した同授賞式では、ディカプリオの顔がアップになった瞬間に映像が途切れるというハプニングが発生。視聴者の間では「何かの政治的圧力?」など、さまざまな憶測が飛び交った。

 というのも「ワン・バトル・アフター・アナザー」でディカプリオが演じたキャラクターは、カリフォルニア州の移民収容所から移民を救出する極左革命グループメンバーで、この日レッドカーペットを歩いた多くのハリウッドスターらは、トランプ政権が進める不法移民政策に反対する意思を示す反ICE(移民税関執行局)のバッジをつけ、政治的様相を呈していたからだ。

 ハプニングが起きたのは、総合司会を務めた米コメディアンのコナン・オブライエン(62)がオープニングトークで世界を揺るがしている「エプスタイン文書」に関連したジョークを飛ばした時だった。

 会場はオブライエンのジョークに爆笑。ところが、カメラに抜かれたディカプリオがニヤリと笑った瞬間、映像が突然途切れたのだ。

 米国版ニュースサイト「デイリー・エクスプレス」によると、カメラマンがディカプリオを撮影しようとしてバランスを崩したように見えたが、突発的な機材のトラブルなのか真相は不明だという。

 視聴者たちはすぐにソーシャルメディアに殺到し、「今何が起きた?」と反応。「政治的意図なのか」と疑う投稿や、「カメラマンがミームネタ目的でレオの反応を撮ろうと急いで転んだ?」とカメラマンを心配する声もあった。

 ディカプリオは同作で主演男優賞にノミネートされていたが、受賞には至らなかった。