米・イスラエル両軍による大規模空爆に対するイランの反撃に巻き込まれ、テルアビブで米オスカー監督クエンティン・タランティーノ氏(62)が死亡したとの情報が拡散した。これに対し、同氏に近い関係者は2日、本人の無事を確認したと米ニュースサイト「TMZ」に報告した。

 同サイトによると、2月28日に米・イスラエル両軍が空爆を開始した数時間後、ソーシャルメディアのXでは、匿名アカウントからタランティーノ監督が「テルアビブでイランのミサイル攻撃により死亡した」と発信されたポストが1580万回以上閲覧され、数千回リポストされた。

 イランは攻撃を受けた直後からイスラエルや湾岸諸国の米軍施設などを標的に無人機やミサイルで反撃。激しい攻撃の応酬のなか、タランティーノ氏が1380万ドル(約21億7000万円)相当の豪邸を所有するテルアビブも被害を受けたことで、同氏の死亡説が流れた。

 だが、関係者はタランティーノ氏本人や、イスラエル出身の歌手兼モデルの妻ダニエラ・ピックさんと2人の子供の無事を確認。「クエンティンは元気にしている。家族も皆無事だ」とTMZに語った。

 一方、タランティーノ氏がイスラエルの防空壕に座っている様子を撮った画像もSNSで拡散されたが、こちらはAI生成画像だったことが判明した。

 タランティーノ氏と家族は2020年からイスラエルでの生活を始めた。ダニエラさんは昨年、現地紙エルサレム・ポストとのインタビューでイスラエルでの家族生活について明かし、「紛争が激化しても夫は決してこの国を離れることはない」と語っていた。