デビュー45周年イヤーを駆け抜ける松田聖子が、ついに〝韓国デビュー〟を果たし存在感を示した。

 今月22日、韓国・仁川インスパイア・アリーナで行われた初の韓国公演は超満員。オープニングの「青い珊瑚礁」が流れた瞬間、会場は総立ちとなり、日韓ファンの大合唱が巻き起こった。6月からは日本ツアーも控えるが、その勢いは海外にも波及している。

 会場には80年代からの往年のファンに加え、10~30代の若者も多数来場。背景にはK―POPグループNewJeansのハニが「青い珊瑚礁」をカバーした影響もあるとみられる。昭和アイドルの象徴が、Z世代にとって〝新しいクラシック〟として再評価されているのだ。

 音楽関係者は「想像以上の熱狂ぶりに聖子さん本人が一番驚いていたそうです。リハーサル段階から現地スタッフの熱量が高く、〝本当に待っていたんだ〟と実感したとか。韓国語のあいさつも入念に練習し、本番では手応えを感じていたそうです」と語る。

 公演では「渚のバルコニー」「赤いスイートピー」など王道ナンバーを惜しみなく披露。ドラムやギター演奏も織り交ぜ、64歳とは思えぬパフォーマンスで2時間を駆け抜けた。

「今回の成功で、来年以降も韓国公演を継続するプランが具体化しています。現地プロモーターからは『アリーナ追加公演を』との声もある。アジア圏での展開も視野に入っているようです」(同)

 昭和を代表する〝永遠のアイドル〟は国境を越えなお進化しているようだ。