英国の伝説的ロック歌手フィル・コリンズ(74)は長年に渡り健康問題に悩まされてきたことを公にしていたが、ここ数年間は特に困難な状態を経験していることを明かした。米誌ピープルが先日、報じた。
英国の名プログレバンド、ジェネシスのメンバーだったフィルは、21日放送のBBCポッドキャスト番組「Eras」で司会者のゾーイ・ボールに対し「薬をきちんと飲むように24時間看護師が常駐しています。膝に問題を抱えており、体に悪影響が出る可能性のあることは、全て実際に起きてしまったんです。これは今も続いているんです」と告白した。
今回の告白前からフィルは神経損傷、膝の負傷、腎臓の病気、2型糖尿病などと闘っていた。これらについての診断は最終的に彼の音楽活動に影響を与え、フィルは2022年のジェネシスのラストツアーを前に引退した。
またフィルは07年のジェネシスとのツアー中に首を負傷。15年にも負傷して手の神経損傷を治すための大手術を受けた。この手術により、フィルはドラム演奏ができなくなった。
15年には米誌ローリングストーンに対し「MRI検査を受けたら、背中と腰がひどく痛んでいました。医師は坐骨神経を治療し、背中をバラバラにして、ぐちゃぐちゃになった状態を元に戻さなければなりませんでした」と明かしている。
この手術後、フィルは「バイタルサインはすべて正常」となり、練習を通じて再びドラム演奏が可能になると報じられた。しかし背中の手術で脊椎と股関節の状態は改善したが、米国の有名医療機関メイヨー・クリニックによると、足の前部を持ち上げるのが困難になり、歩行に支障をきたす「ドロップフット」と呼ばれる合併症も発症したという。
フィルはポッドキャスト番組で「松葉杖で回復していた時に転んで足を骨折してしまいました。足の手術から回復した後、また転んで同じ足の別の部分を骨折してしまいました。今では右足は完全に麻痺しています」と語っている。
それでもフィルは「感覚が戻るまで1年か3か月かかるか全く分からない。でも、子供たちは友達に自慢できるようにショーをやってほしいと言っている。僕も何かやろうと思っている。悲しくてスタジオに行けなくなっていたけど、今はまたその感覚を味わいたい」と再起へ前向きな姿勢を見せている。偉大なミュージシャンの回復を祈りたい。












