元TOKIO国分太一をめぐり、場外で騒動が起きている。

 今年6月、国分はコンプライアンス違反を理由に日本テレビ系「ザ!鉄腕!DASH!!」を降板。その後、日テレ側から経緯の説明がないため動くに動けず、先月26日に代理人を伴い都内で会見を行った。

 さらに同じTOKIOメンバーだった松岡昌宏が週刊誌上で日テレの対応を疑問視。自身や城島茂も日テレから国分降板について説明を受けていないとし「我々は、これからどういう立ち位置で、どういうふうに番組と向き合っていけばいいんだろうというのが率直なところですよね」と吐露した。

 これが効いた。日テレ側は松岡と城島に対し「城島さん、松岡さんに対する状況説明などを改めて確認いたしましたところ、弊社の対応がお二人のお気持ちに寄り添った十分なものではなく、大変申し訳なく思っております。日本テレビとして心からおわびするとともに、改めて直接、丁寧にご説明をさせていただき、お二人のお気持ちを真摯に受け止めたいと考えております」とコメント。国分への姿勢に変化はないものの、元TOKIOメンバーを通じて日テレの出方をうかがうことができるかもしれない。

集まった報道陣に状況説明する松岡昌宏
集まった報道陣に状況説明する松岡昌宏

 とはいえ、国分を取り巻く環境は依然として厳しい。とりわけ金銭面では、6月の活動休止以降、無収入の状態である可能性が高い。

 10月23日に代理人が開いた会見では「下手したら自宅を売らなきゃいけないとか、そういうことにもなるかもしれない」と窮状が明らかに。国分が代表取締役を務める福島県西郷村の共創型アウトドアフィールド「TOKIO―BA」は廃業を発表しており、その債務整理も残っている。

 同所の敷地面積は東京ドーム2個分。2022年のオープン後、アスレチックやツリーハウスが置かれ、畑で農業体験もできるアウトドア施設で、近隣からも好評だった。

 このTOKIO―BAをめぐっては、跡地にメガソーラーが建設されるという臆測がSNSを中心に拡散。オンライン署名サイト「change.org」では「西郷村のTOKIO―BA跡地をメガソーラーから守ろう!」が立ち上がっており、1万人以上の賛同署名が寄せられている。

 TOKIO―BAのある西郷村の環境保全課は取材に「TOKIO―BAを訪れてみましたが、同所は封鎖されており、特段変化はありません。取り壊しなども行われておらず、草は伸びっぱなし。メガソーラー建設が行われているということはありません」と話す。

 一方で、TOKIO―BA周辺はメガソーラーで埋め尽くされている。担当者によると「土地の用途を示してもらった上で、自治体が許可を出している」とのこと。仮にTOKIO―BAの土地が売却され、購入者がメガソーラーを建設するとなった場合、違法でない限りは、行政がむやみに介入できない現実もある。

 松岡に続いて城島も11月に個人事務所「城島ファーム」を設立。会社登記には「農林水産業の振興」「地域活性化」「農福連携事業の推進」などと記されている。福島県の復興に尽力してきたTOKIOの活動を連想させるが、その中に廃業したTOKIO―BAの継承事業が含まれるかは不明。ファンからはTOKIO―BA再開を求める声も多いが、果たして――。