実業家のひろゆき氏と元衆院議員の宮崎謙介氏が11日、ニッポン放送「泉房穂の情熱ラジオ」で〝禁断の共演〟を果たした。

 2人には因縁があった。昨年10月に生配信されたYouTube「ReHacQ×ABEMA『酔うまで生テレビ』」に出演し、バトルを繰り広げた。同番組では、お酒を片手に出演者が議論を交わし、宮崎氏はスタジオ出演、ひろゆき氏はリモートで出演。議員時代に私設秘書を5人雇っていた宮崎氏に対し、ひろゆき氏が「秘書を5人雇わなきゃいけないって、それ無能だからですよね?」と口撃。これを受けて宮崎氏は「現場分かってねぇクセに言ってんじゃねぇよ! マジで、これはひろゆきさん。本当にぶっ飛ばしたくなる!」と反論し、ひろゆき氏も「今度会った時にどうぞ」と応戦していた。

 これまでの共演は、ひろゆき氏がリモート出演だったため2人はこの日が初対面。放送では宮崎氏が「生ひろゆきさんだ。初めまして」とあいさつしたが、そのぎこちなさに緊張感が伝わってくる。当初、2人はメインパーソナリティーで参院議員の泉房穂氏を介してトークをしていたが、中盤からは2人のトークも増えた。

「酔うまで生テレビ」でのバトルに触れることはなかったが、約1時間30分の共演を終えた。

 放送直後の宮崎氏に話を聞くと、緊張の放送の舞台裏を明かした。当初は別々の時間帯での出演予定だったが、ひろゆき氏の出演時間が延長できることになり、直前になってスタッフから「もし、ひろゆきさんも一緒だったらダメでしょうか?」と聞かれたという。

 宮崎氏は「スタッフも混ぜるな危険と思ったかもしれない。ブースに入った時はどうなるんだろうって構えちゃいました」と振り返った。

 ぎこちない雰囲気でスタートしたが「CM中も極めて和やかでしたよ。バトルについてはお互い触れませんでした。結局アレもひろゆきさんが番組を盛り上げるためにやってるんだと思いました」と理解を示した。

 最後に「人って顔と顔を合わせたら、ギスギスしないもんですよ。よく言うじゃないですか。仕事なんてリモートでいいって。違うんですよ。一緒の空気を吸ってたら親近感も出てくる」とホッとした表情を浮かべていた。

 ひとまず〝和解〟ということか。