関西出身4人組ボーカルグループ「THE FRANK VOX」(フランクボックス、通称フラボ)が12月14日に大阪・なんばHatchでワンマンライブ「必死のパッチ!なんばハッチ! ~叶えたります!大阪城ホール~」を行う。

 フラボは、2023年にデビューして以来、優しくも力強い歌声と、エールを送るような歌詞で人気になった。今回の公演は最大級のライブハウスとなる(収容人数は約1500人)。

 リーダーでMC担当のRYO―TAが「僕ら『お客さま満足度日本一』を目指してるんです。なので満足していただけるような曲数を用意してます」と胸を張れば、ボーカルのYASUも「日々、しんどいことや、つらいことがあると思うんですけど、ガムシャラにやっている僕らの姿を見て、少しでも何か一歩を踏み出せる気持ちになってもらえたら。僕らもハッピーだし、最高の時間をつくりたい」と意気込んだ。

 ライブグッズにも注目だ。タイトル「必死のパッチ!」とライブ会場の「なんばHatch」にちなんだデザインをTシャツなどに施しているので見逃せない。今回デザイン全般を手掛けたMCのSNG(シュンゴ)は「あふれ出る熱気・炎をイメージしました。一人でも多くの人に手に取ってもらって、フランクボックスの広告塔になっていただきたい」と自信も見せた。

 グループは男性4人組。一緒に活動していれば、時にケンカになってもおかしくない。だが、ボーカルのRYOは「ケンカはマジでないです」とキッパリ。

「プライベートも含めて一緒にいる時間がすごく長いので、ちょっとしたことでイラッとする時もありますが、大きなわだかまりになる前に話し合います」

 メンバー同士で酒を酌み交わし、積極的にコミュニケーションを取ることで大事には至らないという。そこはお互いをリスペクトする土台がある。また、メンバーが険悪なままでは楽曲にも説得力がなくなってしまうというのもある。

「寄り添う言葉選びを大事にして応援ソングを作っていますからね」(RYO)

「自分たちの曲で自分自身を『やるぞ』って気持ちにさせられない曲は誰にも響かないと思う」(RYO―TA)

 来年6月にはサッカーW杯北中米大会が開幕する。RYO―TAは中学時代にサッカーでスペインに短期留学、RYOは中学時代にサッカー・高円宮杯U―15でベスト8を経験、SNGは幼稚園から高校までサッカー一筋と経験者が多いだけに、楽しみで仕方がない。

 RYOは「高校サッカー選手権で全国を目指してやってた時に、ファンキーモンキーベイビーズさんの『あとひとつ』って曲をよく聞いていた」と振り返れば、RYO―TAも将来的に「W杯のテーマソングのオファーが来てほしいですね。『サッカーの曲って言ったらフラボのあの曲』って言われるようになりたい」と夢を明かした。

 もちろん、まずは2028年までに大阪城ホールでの単独ライブを目指すという大目標がある。そのためには、今回のなんばHatchでのライブを成功させるつもりだ。

 SNGは「ぜひライブに来て、一緒に熱くなって笑顔になってほしい。僕らも全力でパワーを届けるんで」とアピール。RYO―TAも「僕たちのライブに事前準備はいりません。体一つで楽に来てください。生の方がイケメンです。ライブまでに行き慣れてないエステに行っておきますから」と笑わせた。