女優の吉岡里帆が30日放送のラジオ番組「UR LIFESTYLE COLLEGE」(日曜午後6時=FM802など5局)に出演した。

 ゲスト出演したのは作家・綿矢りさ氏。2001年、高校2年生で作家デビューし、03年に発表した「蹴りたい背中」が第130回芥川賞受賞。当時19歳での受賞は、それまでの最年少記録を大幅に更新し、話題となった。

 最新作「激しく煌めく短い命」は足かけ4年「文學界」に連載された、女性同士の18年間にわたる恋愛をつづったラブストーリーだ。

 物語が始まる中学時代の主人公たちについて綿矢氏は「中学生の頃は、まだ恋愛っていっても、マンガとかドラマの中の話で。どんなことするのか、相手と付き合うことだけでも大事件になるような感じで。まだ小学生の子供の部分も引きずっている。青春と呼ばれる高校の頃に比べると、全然未熟で恋に恋い焦がれている」と指摘。

 それに対し、吉岡は自身の中学時代は「めちゃくちゃ恋してました。(相手は)小学生の時からずっと好きな子だったんです。偶然クラスが一緒になって、もうこれは運命だって思っちゃって」と当時の心境を明かした。

 これには綿矢氏も「すごい幸せ者の男子ですね。京都一の幸せ者ですね」と納得の様子。吉岡は「当時の私にとって、一緒に帰ったら『付き合う』となっていた。なので『とにかく一緒に帰りたい』って思ってましたね」と説明する。

 さらに「1回だけ帰ることができました。自分の中では『もう、これは付き合った』と思ってたけど、ちゃんとライバルが現れて、かっさらっていかれるという…。なんか『もう一緒には帰れない』ってなって、まだ1回しか帰ってないのに。中学入って、すぐ失恋したということになりますね。あの積極性にはかなわなかった」と振り返っていた。