ボートレース多摩川のGI「ウェイキーカップ開設71周年記念」は4日、優勝戦が行われ、菅章哉(37=徳島)が6コースまくりで1着。4月の津73周年記念以来2回目のGI優勝を飾った。

 決戦前から注目された進入。S展示はチルト3度に跳ね、6コースを選択。本番も同じ。「このスタイルで何かタイトルを取るのが人生をかけた夢」。その夢をかなえるためにブレはなかった。

「2カドもあるかもと心の準備はしていた。でも、優勝するなら6コースがいい。迷いはなかった。自分の決めたスタートの景色に向かっていくだけ。先にハナを切れば先に回れる仕上がりだった」

 大池佑来が3カドに引いたことも「気づかなかった」というくらい集中していた。コンマ13のスタートを決め、強力な伸び足を生かしまくり一閃。大池の猛追も振り切った。

 これで賞金ランクは13位に浮上。「去年の夏から今年のグランプリに向け準備していたし、今回は勝たないとと思った」。誰よりも年末への思いは強かった。

「早くいろんな人に会いたい。近藤(稔也)さん、見てくれたかな。これまで関わってくれた人に恩返しできたかな」。本領発揮でのV達成に満面の笑みを浮かべた。