26日の物語終了(27日は1週間の振り返りを放送)まで、あと2回となったNHK連続テレビ小説「あんぱん」で、ヒロイン・のぶ(今田美桜)の最期が描かれるのか注目されている。

「アンパンマン」を生みだした漫画家やなせたかしさんの妻・小松暢さんをモデルにした物語。24日の第128回では、絵本「あんぱんまん」のアニメ化が決まり、放送に向けて動きだした。時代は1988年秋。史実ではこの年10月に日本テレビで「それいけ!アンパンマン」が始まり、暢さんは93年11月に75年の生涯を終えた。

 ドラマのエンディングについて、X(旧ツイッター)では「のぶももう死ぬと思う」「のぶが死ぬところまではしないのかな?」「死ぬシーンはやめて」「のぶちゃんの最期はいらない」「このペースだとアニメ化され大人気になるところで終わり?」と視聴者が想像力を膨らませている。
 
「〇〇夫人」がヒロインの場合、2018年度後期の「まんぷく」では最終回、安藤サクラ演じる日清食品創業者の妻は、カップヌードルの成功後にさらなる夢を胸に夫婦元気に海外へ旅に出た。

 作曲家古関裕而さんをモデルにした男性(窪田正孝)が主役の20年度前期「エール」では、二階堂ふみ演じる妻が病に伏せるが、映像は若き日の夫妻に戻って海辺を駆けるエンディングとなった。

 同じく男性が主役となった「らんまん」(23年度前期)の最終回は、神木隆之介演じる植物学者が大仕事を成し遂げた後、病に苦しむ妻(浜辺美波)が「私がいなくなったら…」と話すも、死は描かれなかった。

 先週末放送の「あんぱん」予告編では、病室にいるのぶが映った。128回では、夫の嵩(北村匠海)が作詞したアニメ曲の歌詞にある「いのちが終わるとしても」の文言が問題になり、のぶが変更に反対する場面もあった。のぶの「命」も思わせる意味深なシーンでもあった。

 漫画家・手嶌(眞栄田郷敦)のモデルとみられる手塚治虫さんは、89年に死去。大森元貴が演じて話題を呼んだ作曲家いせたくやのモデルとされるいずみたく氏は92年に世を去っている。こうした〝訃報予備軍〟キャラクターの最期も気になるところだ。