18日のフジテレビ系ドラマ「愛の、がっこう。」最終回で、再び別離かと思われた愛実(木村文乃)とカヲル(ラウール)が麦わら帽とともに泣くシーンが視聴者の感動を呼んだ。
ボロボロになった麦わら帽を抱きしめ、号泣する愛実。カヲルは自宅アパート屋上で麦わら帽を傍らに酔った勢いで「最高!」「楽しい」と叫びつつ、「苦しい」とも漏らし、泣き始めた。
麦わら帽は、2人がこれを最後に関係を断つという名目で出かけた三浦海岸で買い、別れ際に交換したものだった(8月14日=6話)。その後再接近したが、美容学校の受験失敗に落胆したカヲルが別れを示唆。交際に反対する愛実の父・誠治(酒向芳)は、愛実の部屋で男物の帽子を見つけてカヲルのものだと思い、踏みつけていたのだった。
泣き場面に、X(旧ツイッター)には「結局想いあってんだなって胸が痛くて痛くて」「帽子抱えてる所、苦しくなりましたよね 同時にカヲルも苦しそうで、さらにしんどくなりました」「本当に辛すぎる」「カヲルが泣くところ、名シーンすぎる。。ラウールすごい」などと視聴者の感動や切ない受け止めが寄せられた。
高校教師の愛実とホストのカヲル。接点がなさそうな世界にいる2人が出会い、世間的には〝祝福されない〟状況にあって愛情をそれぞれが実感してゆく…。そんな物語で中盤から、麦わら帽がキーアイテムと化した。
7話では、愛実が帽子をクローゼットにしまう一方、カヲルが身近にしているところが繰り返し映しだされた。カヲルへの想いを〝封印〟する愛実の気持ちが、帽子を目につかない場所に置く演出に込められた。カヲルは逆に、帽子をつかんだり、くわえる姿や、けがで入院した病室に置いておくなど、何度も画面に登場した。愛実への想いが断ち切れない胸中をうかがわせる。
最終回では、慣れない勉強に音を上げたカヲルが、帽子をかぶってひと踏ん張りするシーンも。屋上シーンも含めて「先生」と愛実に語りかけるように言いながら、帽子に接した。ラスト直前、2人は別々に足を運んだ三浦海岸で愛を深める。この場面に、もはや帽子は〝不要〟だった。












