女優の杉本彩がダンスショー「Tango Confession ~愛と魂の告白~」を9月26、27日に東京・青山グランドホールで開催する。杉本にとって本格的なダンスショーは6年ぶり。いったい、どんな内容なのか話を聞いた。
今回のダンスショーはアルゼンチンタンゴをメインとし、ドラマ的な要素も込めたものになる。
杉本は「Confession(告白)というタイトルになっているように、自分の歩んできた人生の告白的な要素を盛り込んでいるステージです」と話す。
ペアダンスの相手がダンサーのエンリケ・モラレスで、ドラマ的なところを俳優の伊藤洋三郎が手がける。
「伊藤さんが語り部分などをしてくださることでドラマ要素をうまく作っていただいています」
そもそもタンゴというダンスそのものが恋愛の悲劇を描くものが多いという。
「(今回のステージは)愛とか苦悩とかがテーマになるので、いろいろ抱えてきた過去の思いをダンスや芝居で表現しながら、現在に着地するというステージにしています」。そして過去の思いを語るからこそ「私のことを知っている人は『あの時、こういう思いを抱えて生きてきたんだな』って想像できる人もいるかもしれませんね」と笑う。
アルゼンチンタンゴのキャリアは20年以上。2019年にはフラメンコとアルゼンチンタンゴを融合させた舞台「タンゴとフラメンコで奏でる NOCHE EXTATICA」なども行ってきた。ところが、「ちょうど、これからまた本格的にダンスをやっていきたいという時に、コロナ禍になってちょっとダンスの方が中断しちゃったんです」。
それでも1年半ほど前から、いつでも踊ることができる体をつくるためにトレーニングを開始。ダンスのステージを企画するまでは考えていなかったが、「見たい」という周囲の後押しもあって今回のダンスショーの企画に至った。現在は稽古の真っ最中だ。
「アルゼンチンタンゴは、究極の体と体の会話なんです。“踊るメーク・ラブ”って言われるくらいダンスの中では、最も官能的なジャンル。今回のステージはそういう官能的で華やかなダンスも見てほしいのですが、『愛と魂の告白』というタイトルも付けているので、私の心の声も見てほしいですね」とアピールした。
ダンスや女優業に多忙の杉本だが、芸能活動以外でも精力的に動いていることがある。動物愛護の活動だ。14年に立ち上げた「公益財団法人動物環境・福祉協会 Eva」の代表理事も務めており「全国を飛び回って講演をしたり、法律改正を求めて署名活動をしている」。現在、動物愛護管理法の虐待罪の厳罰化を求めている真っ最中だ。永田町に赴き、政治家や関係各所とのロビー活動も行っている。それだけに政治家転身についてもよく取りざたされるが、本人にそのつもりはない。
「11年間もこういう活動をしていると、どんな世界かというのはわかる。だからこそ、私は政治家には向いていないというのもわかる。それに私はやはり表現者として生きていきたいと思っています」と前を見据えた。













