人気アニメ「聖闘士星矢」主題歌「ペガサス幻想」等で知られるボーカリストのNoBこと山田信夫さん(享年61)が亡くなったことが13日に発表された後、多くの音楽業界人、ファンが追悼投稿し、SNSトレンド入りした。

 BOWWOWの山本恭司は「NoBくんと初めて出会ったのは、樋口宗孝ソロアルバム『破壊凱旋録』のレコーディングの時だった。デモテープを聴いて何て歌のうまい子なんだと驚き、僕がアレンジして何本もギターを重ね、そこにまた彼の歌が入った時は感動だったね。まだ19歳くらいの頃だったんじゃないかな。闘病中なのは知っていたし、そのことでメールしたこともあった。何度も何度もよみがえって来たけど、ついにその時が来たんだね。Runawayするには少し早かったとは思うけど、この世での人生全うお疲れさまでした。今からまた思い出のこの曲を聴きます。『Runaway From Yesterday』」と述べた。

 VOLCANOのボーカリストNOVは「私が17歳の時に『Runaway From Yesterday』を聴いて、カッコイイ歌だと感動。これがNoBさんを好きになった最初でした。それから『MAKE‐UP』にハマり、たくさん聴いた。数年後にはバンド生活の中で、カッコイイ曲であるペガサス幻想をコピーする時も、やっぱりNoBさんの歌はすごいなと感じたし、さらに数年後にイベントで一緒に歌わせてもらったりする中で、DAIDA LAIDAのステージでNoBさんの後ろでコーラス参加させてもらって、NoBさんの背中を観ながら感動していた自分がいました。『お前ー、名前ややこしいねん!』と、いじられるのが大好きでした。なので、いつのまにか同じ名前からお兄ちゃんのように思ってしまってました。偉大なボーカリストであり、お話しさせていただいていてもすてきにカッコイイお兄さんであり大先輩。ありがとうございます」と話した。

 OSAMU METALでNoBさんと活動したベーシストの寺沢功一は「あなたは唯一無二の素晴らしいシンガーでした。一緒にバンドができたこと、一緒に仕事ができたこと、あなたと関わった全てのことを幸せに、そして光栄に思います。安らかにお眠りください。ありがとうございました」と偲んだ。

 子息のベーシスト、寺沢リョータは「皆んなとキャンプや海水浴に行ったり、クリスマスパーティーをしたり、焼き肉を食べたり、小学生だった自分のいろんな思い出がよみがえります。いい大人になってからも昔と変わらず、俺がまだ子どものまま変わってないかのように、優しい声で大切な話をしてくれましたね。ソロライブに参加できた時は本当にうれしかったです。知らせを聞いてから病院に行くまでの間に、当時のリハ音源をずっと聞いていましたが、自分の演奏や感覚が本当に下手で未熟で。あれより何倍もうまくなっているから、この今の俺でもう一度ご一緒したかったです。家族同然の存在であり、日本が誇るスーパーロックボーカリスト。ご冥福をお祈りいたします。どうか安らかに」と語った。