俳優のディーン・フジオカ(44)が、自身初の翻訳絵本「ありさんシェフの しょうたいじょう」(講談社)を、10月16日に発売することがわかった。7月25日から予約注文を開始する。
原作は、世界各国で愛される良質な絵本を多数手がけているイタリアの出版社・TERRE DI MEZZO社より刊行された「La piu grande cena mai vista(英題:The Biggest Dinner Ever)」。イタリア、フランス、スイス、ジョージア、中国、韓国、台湾、香港、マカオなど世界各国と地域で翻訳出版されている話題作だ。
イラストを手がけるのは、イタリア・ボローニャ・チルドレンズ・ブックフェアで「次世代の優れた児童書イラストレーター」に選出されたロレンツォ・サンジョ氏。ディーンは、実際に翻訳を行うにあたり、イタリア・ミラノで著者のダリオ・ポモドーロ氏やロレンツォ・サンジョ氏と直接対話を重ねたことで、原作の世界観を分かち合えたという。
物語に登場する「ありさんシェフ」は動物たちを晩餐会に招待するが、席順をめぐってひと苦労。それぞれのゲストのことを考えてようやく席順が決定したかと思うと、最後には〝あっ!〟と驚く展開が待っている。やさしい世界観とほほえましいラストには、子どもも大人も笑顔になれる。「ちがいがあることの豊かさ」や「誰かを思いやる気持ち」が描かれた、ぬくもりあふれるストーリーとなっている。
ディーンは、英語や中国語をはじめとした多言語を操るマルチタレントとしても活躍中。実生活でも三児の父であり、家族への思いも込めて翻訳。リアルな視点が翻訳の随所に見受けられるのも本作のポイント。ディーン考案で日本語版のみに施されたちょっとした〝しかけ〟も魅力で、心に響くあとがきも必読だ。
ディーンは「はじめての絵本翻訳。家族や大切な人のことを思い浮かべながら、ひとつひとつの言葉を丁寧に紡ぎました。イタリア・ミラノで、原作者さんやイラストレーターさんと直接お話を重ねる中で、翻訳の言葉たちは、少しずつ新しい命を宿していきました。読み終えたあと、ちょっとだけ心があたたかくなって、なんとなく、そばに置いておきたくなる――そんな一冊になっていたら、うれしいです。ページをめくるたびに、あなたの心にも、小さな〝しあわせのひと皿〟が届きますように」とコメントを寄せている。













