ボートレースびわこのGⅡ「第7回全国ボートレース甲子園」が8日に開幕する。各都道府県から選ばれた代表レーサーが、故郷の看板を背負って激しい戦いを繰り広げる。自らもAKBチーム8の兵庫県代表として活動した経験がある〝ボートレースの女神〟福留光帆(21)が〝代表〟の意味、そして、大会の見どころを紹介する。

【舟は帆まかせ帆は風まかせ】みなさん、こんにちは。福留光帆です。すでに九州や西日本では梅雨明け。関東や東北もそろそろでしょうか…。梅雨が明ければ夏本番! 私の大好きな季節です!

 そして、ボートレースの夏といえば「全国ボートレース甲子園」です。今年で7回目。各都道府県を代表するレーサーが出場して激しい戦いを繰り広げます。グレードはGⅡですけど、各都道府県の勝率上位選手が選ばれているので、実質SGやGⅠみたいな顔ぶれになっています。

 初日ドリーム戦のメンバーも豪華ですよね。1号艇で出場予定だった毒島誠選手は私傷病のため欠場になってしまいましたが、1号艇・馬場貴也選手、2号艇・池田浩二選手、3号艇・峰竜太選手、4号艇・山口剛選手、5号艇・桐生順平選手、6号艇・佐藤翼選手。SGの優勝戦みたいなメンバーですよね。実際、先日の戸田SGグラチャンでは池田選手をはじめ峰選手、桐生選手、佐藤選手の4人が優勝戦に乗っていて、池田選手が優勝。ハイレベルな戦いが期待できます。

 シリーズの流れは予選4日間→準優勝戦→優勝戦と一般的な方式なのですが、出場選手の皆さんが故郷を背負って出場していることもあって、ちょっと他のシリーズとは雰囲気が違う大会です。

 まず開会式が違いますよね。会場には花道が用意されて、そこを颯爽と選手が行進します。選手の皆さんもすごく楽しそうに行進するんですよね。そして、あいさつではお国自慢をしたり、ピットで出身県をアピールするTシャツを着たりして〝故郷〟を前面に出します。毒島選手も勝利選手インタビューで「ぐんまちゃん」グッズを身に着けて登場したりして、何かお祭りみたいで見ていてワクワクします。

 もちろんレースはいつも通りの真剣勝負。故郷の看板を背負って戦います。私も2019年10月にAKBチーム8に兵庫県代表として加入しました。やっぱり〝代表〟という言葉には重みがありますよね。何をするにも兵庫県を背負って、という感じになるので…。残念ながら加入直後の2020年には新型コロナウイルス感染拡大。ほとんど活動できないまま卒業となってしまいましたが、私自身が「兵庫県代表」を経験した時間は特別でした。ボートレース甲子園で各都道府県の代表として出場する選手のみなさんも、特別な思いを持ってレースに参加するのではないかと思います。

福留光帆が期待を寄せる「同郷」の稲田浩二
福留光帆が期待を寄せる「同郷」の稲田浩二

 ということで、今回の注目選手は私と同じ「兵庫県代表」の稲田浩二選手です。イナダッシュという相性があるように持ち味はスタート。鋭いスタートからの豪快な攻めは見ていてスカッとしますよね。稲田選手は2022年10月の尼崎GⅠセンプルカップ(開設70周年記念)で優勝するなどGⅠ4V。このセンプルカップは私も観戦に行って、稲田選手の走りを生で見ていました。

 そして、センプルカップで優勝した後、偶然、稲田選手が帰るところをお見かけしたんです。出待ちとかをしてたわけではなく本当にたまたまだったんですよ。稲田選手が車に乗り込もうとしていたところ、すごく距離はあったんですけど、私たちの姿を見つけると、控えめに手を振ってくれました。すごく口数が少なくておとなしそうなイメージの稲田選手ですが、優しい一面も見せていただきました。このこともあって稲田選手が走っていると応援しちゃうんですよ。

 もう1人、気になる選手がいます。今回の舞台となるボートレースびわこをホームとする遠藤エミ選手です。滋賀支部からは馬場選手、丸野一樹選手、遠藤選手の3人が出場しますが、地元・滋賀県の代表は遠藤選手!

 やはり地元の代表ということで、気持ちも違うのではないでしょうか。遠藤選手はグラチャンに唯一の女子レーサーとして出場。今年の出走レースを見ても主に出場しているレースはSG、GⅠです。ハイレベルな戦いを積み重ねている遠藤選手ですから、甲子園の舞台でも優勝争いをする力は十分あると思います。女子レーサー初の甲子園優勝、全国制覇に期待が膨らみます。

 ちなみに兵庫県代表だった私は今、芸能界最弱のB2級です…。頑張るぞ!