ボートレース戸田のSG「第35回グランドチャンピオン」は29日、優勝戦が行われ、1号艇の池田浩二(47=愛知)がインから貫禄の1着。SG11回目、グラチャンは2022年のからつ大会以来3年ぶり3回目の優勝を予選首位通過からの王道で決めた。2着には2号艇の中田竜太、3着には3号艇の桐生順平と地元・埼玉勢が食い込んだ。
「ここは、一流だけが立てる舞台」――。こう銘打たれた今大会。2024年度のSG競走で活躍した選手が選出されるトップレベルのレースで〝真の一流〟という証明をしてみせた。
選出ポイント1位で出場した池田は初日ドリーム戦1号艇に登場。そのイン逃げから予選6走1勝2着5本と安定感光る走りで予選をクリア。好エンジンがひしめく準優勝戦も勝ち抜いて優出を決めた。
優勝戦は1コースからコンマ13のトップスタート。1Mでは3号艇・桐生順平のまくりを受け止めるとバックで早々と独走態勢を固めた。Vゴールを駆け抜けた後のバックストレッチではガッツポーズを見せ、普段はクールなベテランが喜びを爆発させた。
SGは2022年6月のからつグランドチャンピオン以来3年ぶり11回目の制覇。「出来過ぎ。この年になって優勝できるとは思っていなかった」と驚いた表情で語ったが、年齢を感じさせない衰え知らずの走りでファンを魅了する姿はまさにスターだ。
加えてSG・11Vは、12Vの松井繁に次ぐ歴代3位タイとなった。それでも「SG優勝回数はこだわっていない。一定のリズムで今までやったことをやるだけ」と自分のやり方にこだわり、貫いてきたことが、この優勝回数という数字につながった。
この優勝で賞金は8500万円を超えて2位にジャンプアップ。年末のグランプリも視野に入ってきた。「プレッシャーが半端ないので、出たいという意識はそこまでない」と照れくさそうに話したが、3回目の黄金ヘルメット戴冠を〝イケコー〟ファンは待ち望んでいる。












