【女子ボートレーサー・インタビュー 坂野さくら(28=福井)前編】
――石川県出身
坂野 はい。高校までずっと金沢です。中学と高校は部活でソフトボールをやっていました。かなり打ち込みましたよ。
――ボートレースについては
坂野 父がボートレース好きで、舟券もしょっちゅう買っていた。なので存在自体はずっと前から知っていました。選手になることも勧められてました。
――ボートレーサーを目指すことを決めたきっかけは
坂野 2014年、高校2年の時に父が連れて行ってくれた三国で、レディースチャンピオンが開催されていました。初日で開会式の選手紹介からずっと見てましたね。
――ボートレースのどんなところに魅力を感じたのか
坂野 一番はモンキーターンの格好良さですね。あとはエンジン音にはまっちゃいました。
――別の選択肢は
坂野 他の仕事よりめちゃ魅力的だと思いましたね。私の性格にばっちり合っていた。私は飽きっぽいというか、同じことを続けるのが苦手なタイプでした。1か所に通い続けるとかたぶんムリです(笑い)。だから、この仕事を勧めてくれた父にはすごく感謝しています。
――ボートレーサー養成所の入所試験を合格するまでに時間を要した。高校卒業後もアルバイトをしながら受験を続けた
坂野 8回目の受験で合格しました。たぶんですけど、学科試験の成績が悪くて落ちていたと思います(笑い)。途中でダメかなと思う時もあったけど、やっぱり選手になりたかった。
――養成所時代の思い出は
坂野 うーん。楽しかった記憶は正直あんまり…。毎朝6時起きだったのがキツかった。それにちょうどコロナ禍が始まった頃で、休日の外出もなかったんです。あ、グラウンドでソフトボールをやった時のことは覚えてますよ。当然、私がうまいので(笑い)。
――2020年11月にデビュー。2021年7月29日に下関で初勝利
坂野 初勝利は思っていたより早かったんですよ。でも、その後が全然勝てなくて…。どんどんネガティブになってましたね。どうやったら勝てるんだろうとか、私これで大丈夫かな、やっていけるのかなって…。
――2025年後期適用勝率はキャリアハイの4・98。成績アップの要因は
坂野 自分の中で好調という感じは全くないです。抽選運じゃないですか。エンジンのおかげと話していることが多いです。それにいいのを引いても、出せてないことが結構あるので…。
――最近のテーマは
坂野 エンジン出しでいうと乗り心地ですね。どうペラ調整したら乗りやすくなるか、試行錯誤してます。レースで一番意識しているのは旋回です。もっとスピードに乗って回れるようになりたいですね。













