5日のフジテレビ系ドラマ「波うららかに、めおと日和」第7話に、NHK連続テレビ小説「あんぱん」と同じエピソードが登場。同時代を舞台にする両作がコラボしたような形となった。
海軍中尉の瀧昌(本田響矢)に、父に言われて交際ゼロ日で嫁いだなつ美(芳根京子)。昭和11(1936)年の時代を背景に、新婚生活を送る2人のぎこちないやり取りがユーモラスに描かれ、好感を呼んでいる。
なつ美は結婚後に知り合った独身タイピストの芙美子(山本舞香)と親交を深め、滝昌の同僚・深見(古関裕太)とのカップル成立を目論む。7話でなつ美は、芙美子が深見から手紙をもらっていたことを知らされ、色めき立った。
そんな中、この2人が街を歩く場面で深見は芙美子に「手紙は大丈夫でしたか」と問う。芙美子は「驚きましたよ、いろいろな意味で。まさか女性の偽名を使って送ってくるなんて。深見龍子さん」。深見の名前は龍之介。「ご家族に余計な心配をかけてはいけないと思いまして」という釈明に、芙美子は妹が字のきれいな女性からの手紙だと信じ込んだと返した。
X(旧ツイッター)には「深見龍子笑笑」「深見龍子さんwww」などとウケた視聴者からの投稿が。「偽名使うのもあんぱんと被る」「この当時の流行りなの?」とNHK朝ドラへの言及もあった。
「あんぱん」では先行して同様のエピソードが流れていた。実家を出て師範学校に通うヒロイン・のぶ(今田美桜)に、離れ離れになった嵩(北村匠海)が「柳井嵩子」の偽名で手紙を送る。師範学校の教諭が偽名ではないかと疑い、認めたのぶは激しく怒られた。
同ドラマは昭和2年の設定に始まり、11年もベルリン五輪「前畑ガンバレ」ラジオ実況などで世相を描いた。「めおと日和」と時代が重なることはかねて話題で、視聴者の楽しみにもなっている。
内閣府男女共同参画局のデータによると、昭和10年の結婚内訳は見合いが69・0%なのに対し、恋愛は13・4%。そんな時代、深見や嵩のような例は実在していたのかも…。












