関西テレビ・大多亮社長が4日、同局で会見を開き、退任を発表した。

 元タレント・中居正広氏の女性トラブルに端を発するフジテレビの一連の問題に関して、大多社長は当時フジ専務で当事者の一人だった。

 3月31日に公表されたフジの第三者委員会の調査報告書で、被害者の女性Aが中居氏からの性被害に遭ったことを知る立場にありながら、当時の港浩一社長ら数人としか問題を共有しなかった。調査報告書では「性暴力に対する無理解と人権意識の低さが見て取れる」と断罪されていた。

 この日行われた会見には21社43名が出席し、関心の高さがうかがわれた。

 定刻通り現れた大多社長は「直前まで臨時取締役会が行われ、本日付で辞任する」と切り出し、さらにフジテレビ勤務時に起こった元タレント・中居正広氏と女性Aとのトラブルに関し「彼女に寄り添った対応ができたのではないか…」と後悔を口にし、自身の退任を発表した。