ボクシングWBC世界バンタム級王者・中谷潤人(27=M・T)の3度目の防衛報告会が29日、所属ジムのある神奈川・相模原市の市役所で開かれた。中谷は、過去にプロレスの〝革命戦士〟長州力が王者リック・フレアーに挑んだNWA世界ヘビー級選手権試合などが行われた地元相模原での凱旋試合実現に意欲を示した。

 V3防衛戦は2月24日に全勝のダビド・クエジャル(メキシコ)を3回KOで退け、デビュー30連勝を達成。この日は、詰めかけた地元のファンに感謝の言葉を述べ、「統一戦だったりビッグファイトへ向けてこれからも一生懸命頑張っていきたい」と誓った。

 しかし、経験した30戦の中で、出身地の三重で試合を行ったことはあるものの、熱烈に支持をしてくれる相模原で試合を行ったことはない。地元への恩返しのためにも「相模原でやりたいですね」と、凱旋試合の希望を口にした。

 同市には相模原ギオンアリーナなどの会場がある。同アリーナではボクシングの世界戦が行われたことはないものの、新日本などのプロレス団体が度々興行を開催し、1985年4月には当時世界最高峰のタイトルNWA世界ヘビー級王座を保持していたフレアーに長州が挑戦した実績もある(結果は両者リングアウト)。

 競技は違えどビッグマッチの歴史があることに中谷は「そうなんですか。へえー」と感心。笑みを浮かべながら、「リングは(ボクシングと)一緒ですよね?」と実現の可能性を探っていた。地元でビッグバンを爆発させる日は来るか?