日本映画界の祭典「第48回 日本アカデミー賞 授賞式」が14日に都内で行われ、「あんのこと」に出演した女優の河合優実(24)が最優秀主演女優賞を受賞した。

 河合は実在の人物をモチーフにした本作で、母親からの虐待や売春、ドラッグといった壮絶な生き方を強いられた少女を演じた。日本アカデミー賞初受賞にして、主演女優賞という快挙となった。

 ブロンズを手に「会場にいること自体が夢のような思いです」と快挙に目を丸くすると「私は未熟で新参者ですが、敬愛する大先輩の方々に囲まれて、この映画っていう世界に足を踏み入れて良かったなって、心の底から思っています」と感慨深げ。

「あんのこと」については「言い表せないほど、自分の中で特別な作品。長い間、俳優を続けていきたいって思ってるけど、その中でもずっと心に残り続ける大切な作品になるだろうなって思います」と思いを明かし「この映画に、人生の時間を貸してくれた全ての人に改めて感謝を伝えたい」と語った。

 優秀主演女優賞は、石原さとみ、上白石萌音、草笛光子、満島ひかりが受賞した。