【女子ボートレーサー・インタビュー 北村寧々(22=長崎)前編】

 ――2024年後期適用勝率は4・35。デビューから着実に勝率を上げている

 北村 全然もっとやれそうなはずなんですけど、あまりうまくいっていないかな…。原因はスタートだと思います。スタート勘をもっと磨きたいです。他にはエンジン出し、ペラ調整が課題です。いいエンジンを引けても乗れないときは乗れないです。それは自分が乗れるエンジンの幅が狭いことが原因なので、その幅をもっと広げたいと思っています。

 ――今年は大村ボートのフレッシュルーキーに選出された

 北村 選んでいただいたので訓練に参加させていただきました。プロペラも叩けるし整備もできるので大村で練習するのとは全然違いましたね。上手な選手もたくさんいてとても刺激になりました。成長できてるなと感じます。でもまだまだ思うようにはいっていないです。

 ――アピールポイントは

 北村 握れることです。握れることというか差しが苦手なだけですが…。道中で落として差すと追いつかれてしまうので差しもできるようになりたいです。

 ――舟券の買い時は

 北村 展示タイムは関係ないですね。展示では乗り心地を確認しているので乗りやすそうにしていたら買い時だと思います。

 ――印象に残っているレースは

 北村 徳山でのデビュー初勝利のレース(2022年2月5日7R)です。師匠の宮本さんもいたのでうれしかったです。結果を出さなきゃと少し焦りもあったのでホッとしたのもあります。これからもっと印象に残るレースを更新したいと思っています。

 ――最近は予選を突破する回数も増えてきた。そろそろ初優出も

 北村 あまりそこは気負ってはないです。結果に対して考えるのは好きではないので一走一走切り替えてやっています。失敗してもリプレーを見て悪いところを反省して終わりです。気にせずに次につなげます。

 ――ボートレーサーになるきっかけは

 北村 お父さんと当時、働いていたバイト先の社長さんに勧められてボートレース大村に生で見に行ってカッコいいな、ボートに乗ってみたいなと思ったのがきっかけです。

 ――養成所の生活は厳しかった

 北村 1人が1分でも遅刻すると連帯責任になってしまうので大変でした。でも、月1回、職員の方が甘いものを買ってきてくれるのが楽しみで頑張ることができました。
 ――ボートレーサーになってみて

 北村 とても楽しいです。ボートに乗っているときもボートに乗っていない休みのときも充実しています。

 ――目指すレーサー像は

 北村 師匠の宮本夏樹さんです。師匠のようなターンをできるようになりたいです。

 ――宮本選手に弟子入りした理由は

 北村 デビュー戦が一緒でグループも一緒なのでとても気にかけてくださっていました。練習なども一緒になることが多かったので弟子入りをお願いしました。

 ――意識しているレーサーは

 北村 特にはいないです。この人をまねしたいとかはなく、皆さんのいいところを取り入れられればと思っています。

 ――ではライバルは

 北村 私、ライバルっていう存在がいないんですよ(笑い)。言ってしまえばみんながみんなライバルだと思っています。

 ――目標は

 北村 直近の目標はA級に昇格することです。勝率は4・35でまだまだですけど、頑張りたいです。将来的な目標はG1に出場することです。