TBSのディレクターで演出家、監督の福澤克雄氏(60)が5日、都内で行われた「第29回AMDアワード 授賞式」に出席した。

 本授賞式では、一般社団法人デジタルメディア協会が業界の発展を目指し優れたデジタル・コンテンツ等の制作者を表彰する。福澤氏は監督を務めたTBSテレビ日曜劇場「VIVANT」が優秀賞・大賞/総務大臣賞を受賞。主演の堺雅人(50)とともに登壇し、受賞の喜びを語った。

 福澤氏は「VIVANT」について「当たってよかった」と笑顔。「心の底からもう何度も言ってます。大変な予算をかけまして、なんといっても豪華なキャストにお願いして、出ていただいて。これでコケたら大変なことになると思ってました」と心境を明かした。

 また「ビビりながら作ってよかったなと思っております」とも語ると「全て堺さんの演技のおかげだと思ってます。ありがとうございます」と主演の堺に感謝を伝えた。

 制作の目的に関しては「定年前だし、外したら外したらでいいやと思って。なぜ作ったかというと人材のためです」と明かした。「今の若い人たちがどこに入ってドラマ作ろうかとなると、なかなか難しい。唯一テレビ局がどうにかやってたので、そのノウハウを続けるためには大きなもの作って、新たな未来、希望をわかして目指してもらいたいなと」と説明した。

 さらに、自身が明治期の思想家・福沢諭吉の玄孫であることから「教育者の血がちょっと流れてるんで」とオチをつけると、会場は笑いに包まれた。