漫画家の浅野いにおが26日、都内で行われた映画「デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション」前章完成披露試写会舞台挨拶に出席した。
作品は第66回小学館漫画賞一般向け部門を受賞した同名漫画を原作にしたもの。音楽ユニット「YOASOBI」のメンバーで歌手の幾田りら、シンガー・ソングライターでタレントのあのがダブル主演を務め、巨大な母艦が浮かぶ東京で過ごす女子高生2人の青春を描く。
浅野は自身の作品の映画化について「こういうのは自分から作ってくださいとは言えるものではないので。20年以上漫画描いてますけどひねくれた人間なんですよ。なので原作もニッチなものが多い中で、デデデデに関しては比較的真っすぐな内容になっていたので、このアニメ化の話を断ってしまったら生涯アニメに関わることはないだろうと思ったので比較的即答でお願いしますとなりました」と経緯を明かした。
キャスティングやオーディション、作画と映画製作に深く関わった。特に作画では自ら筆をとることもあった。「実際そうやってアニメーション作業に片足以上踏み込んだ身分から言いますと関わる人数も多く期間も長く、予算もあるんですが、クオリティーを最高にするというのはかなり難しいものなんだなと実感しました」(浅野)
ドラマ化された「セクシー田中さん」の原作者・芦原妃名子さんが亡くなったことで、漫画原作の映像化のあり方が問われている。浅野は、制作に関わった経験を踏まえて「漫画原作の映像化はほんとにいろんなことがあります」と振り返ったうえで「でも、これはお祭りですから、どうか皆さん楽しんで帰ってください」と観客に呼び掛けた。












